
クラウドファンディングを活用した山村へのコンビニ誘致がSNS上で大きな注目を集めている。
「皆さんにお知らせです。クラウドファンディングで募集していたコンビニがついに6月6日(金)にオープンします!買い物環境の整備を目的でしたが、観光する皆様もぜひご利用ください٩( 'ω' )وオープン記念セールが3日間実施しますので、お楽しみにしてください。重ねて皆様に感謝申し上げますm(_ _)m」
とコンビニ開店を紹介したのは山梨県道志村の公式アカウント(@Doshikouhou)。
高齢化や後継者不足により商店がわずか3軒となっていた道志村。買い物難民を救うべく令和5年度よりコンビニ誘致を進め、この度ようやく店舗の開店にこぎつけたのだ。
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道志村役場の担当者に話を聞いた。
ーーどのようなクラウドファンディングだったのでしょうか?
担当者:クラウドファンディングでコンビニを作ったというより、一部財源としてクラウドファンディング(ふるさと納税)を活用しました。
ーー反響は?
担当者:目標金額が1000万円でしたが、175万1566円で17.5%の目標達成でしたので、とても大きな反響とまではいかなかったです。ただ、村の買い物環境や産業の実情を発信できたと考えています。
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ーー今回の投稿には大きな反響がありました。
担当者:1日で年間のホームページビュー数に到達をしてとても驚きました。地域住民だけではなく、キャンプ場利用客やバイカー、自転車ライダーの声も多くあり、観光客の皆様からもニーズがあったことを強く感じました。地域の地場産品の出店も可能なローソンですので、特産品を陳列できるように新規特産品や商品開発をしていき、地元にも観光客の皆様にも愛される店づくりをしようと反響を受けよりいっそう思いました。
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SNSユーザー達から
「既存店では不採算となってしまう集落などでの小規模コンビニって、社会的にも意味があるし、これからの過疎化の時代には欠かせない存在になりそうですね。」
「青野原を最後にコンビニ 無いので… このローソンの存在は大きいですね ドライブにも キャンプにも 大変お役に立ちそうな予感♫」
「おめでとうございます。オラの住む街も田舎ですが、山間部に行くとコンビニが唯一の店だったりします。なので何でもあります。野菜も売ってますしお盆お彼岸には、お供えの花も並びます。なくてはならないコンビニになりました」
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など数々の驚きの声が寄せられた今回の投稿。道志村の試みが今後も各地で参考にされるよう願いたい。
(まいどなニュース特約・中将 タカノリ)