リーベル・プレートを率いるガジャルド監督 [写真]=Getty Images リーベル・プレートを率いるマルセロ・ガジャルド監督が浦和レッズとの一戦を振り返った。17日、アルゼンチンメディア『TyCスポーツ』がコメントを伝えている。
FIFAクラブワールドカップ2025・グループE第1節が17日に行われ、リーベル・プレートと浦和レッズが対戦した。11分にマルコス・アクーニャのクロスからファクンド・コリーディオのヘディングシュートで先制したリーベル・プレートは、48分にセバスティアン・ドリウッシが相手のミスを突いて追加点。58分に浦和の松尾佑介がPKで1点を返すも、73分にCKからマクシミリアーノ・メサが頭で押し込み、試合は3−1で終了した。
浦和としてはリーベル・プレートを上回る7本の枠内シュートを放ったものの、アルゼンチン代表GKフランコ・アルマーニのセーブもあり、得点はPKによる1点のみ。結果的には南米屈指の強豪の抜け目の無さや勝負強さに屈する形となった。追撃の1点を奪った松尾は「細かいところでゲームが決まってしまったかなと思います」と振り返っている。
一方、勝利したリーベル・プレートのガジャルド監督は「緊張感は高かった。重要なことは試合に勝利し、勝ち点『3』を獲得したことだ」と前置きしつつ、対戦相手の浦和について「フィジカルが強く、非常に献身的でダイナミックなチームだ」とコメント。その上で、「このような展開になることは分かっていたが、我々は正しいタイミングで得点できた。それによって安心感を得ることができた」と勝因を分析した。
また、守護神アルマーニは「ここ数日間、相手のことをよく分析した。非常にスピードのある選手がいて、ボールを奪い返し、素早いカウンターアタックを仕掛けてくることは分かっていたので、その点で警戒を怠らなかったよ。試合を通してコントロールできたと思う」と強調。今大会終了後にレアル・マドリードへ加入するアルゼンチン代表MFフランコ・マスタントゥオーノのサイドチェンジから生まれた先制点についても「練習通りだった」と明かしている。
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