【フィギュア】中田璃士、初始球式で華麗2回転ジャンプ&ノーバン投球 背番号「9」の理由は…

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2025年06月18日 18:49  日刊スポーツ

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ヤクルト対楽天 始球式を行う中田璃士(撮影・垰建太)

<日本生命セ・パ交流戦:ヤクルト−楽天>◇18日◇神宮



フィギュアスケート男子で世界ジュニア王者の中田璃士(りお、16=TOKIOインカラミ)が、始球式に初登場した。


マウンドに上がると、リンクさながらの華麗な2回転ジャンプを披露。間髪入れずに投じたボールは外角高めに外れたが、ノーバウンド投球で観衆を沸かせた。「思ったより遠かったので緊張しました」と白い歯をこぼした。


背番号「9」のユニホームを選んだ理由については、「魔球(きゅう)が好きだから」とにやり。この日のために特訓してきたというが、「一発勝負なので」と選んだのは直球だった。「次はスライダーを投げたい」と、早くも“次戦”を見据えていた。


フィギュアスケート仲間とプロ野球観戦に出かけることもしばしば。「お父さんの地元が福岡で、初めて知った選手も(アルフレド・)デスパイネ」という生粋のソフトバンクファンだ。だが「今日1日はスワローズファンで」と笑顔。最後まで観戦予定で、プロの極意を吸収するつもりだ。


中田は、元フィギュアスケート選手の父誠人さんと英国出身の母のもとに英国で生まれた。全日本ノービス選手権Aで20年から2連覇を達成。23年はジュニアGPファイナルで優勝し、世界ジュニア選手権2位に入った。愛知・中京大中京高に進学した24−25年シーズンは、全日本ジュニア選手権と世界ジュニア選手権を制覇。シニアも出場する全日本選手権でも銀メダルと健闘した。年齢制限で26年ミラノ・コルティナ五輪の出場資格を持たないが、次世代のエースとして期待されている。

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  • ちなみにスワローズの背番号9は塩見選手だそうだ。
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