透明な生き物を集めてアクアリウムを作ったら……。うっとりするほど美しい完成品がInstagramに投稿され、記事執筆時点で241万再生を突破、14万3000件を超える“いいね”を獲得しています。
投稿したのは、「少年の水族館/ Outdoor Aquarium」(@aquarium_of_boy)さん。魚の生息環境まで再現した“アウトドアアクアリウム”を作り、身近な生物や自然を知るきっかけになる動画を発信しています。過去には、海で暮らす“危険生物”で作ったアクアリウムが話題となりました。
今回は、水槽を持って静岡の漁港へ。春から夏にかけてクラゲが増え、共生関係の魚たちも見られるそうです。それでは、さっそくプラ舟に水を汲み、網で魚やクラゲを捕獲していきます。
はじめに捕まえたのは、ハナビラウオの稚魚。幼魚期はクラゲを隠れ場所とし、自分の身を守っているそうです。透明で愛らしい見た目ですが、お腹がすくとクラゲを餌としてむしゃむしゃ食べてしまうのだとか……。
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続いて捕獲したのは、ダルマガレイ科の稚魚。こちらも幼魚期は透明なのですが、なんと骨までスッケスケ! ところどころ黄みがかっており、ひらひらと泳ぐ姿はなんだか幻想的です。
最後に水槽に水を入れて、魚たちとともにオビクラゲ、ヨウラククラゲ、ツノクラゲを入れたら……透明な生き物を集めたアクアリウムが完成です! ふわふわと浮かぶクラゲたちと小さくてかわいらしい稚魚の姿は、美しく時間を忘れて見入ってしまいます。
ちなみに、細長い形をしたヨウラククラゲは、群体性のクラゲで「個虫」と呼ばれる個体が集まって一つのクラゲに見えるそうです。なので、少しの衝撃で体がバラバラになってしまうとのこと。透明な生き物たちの生態はどれも不思議なものばかりですね。
コメント欄には「えー!! こんな透明な生き物がいるんですね!」「みんな透明できれい」「海ってほんとうに最高だね!」「すごい!」「スケスケしてるのが神秘的で良きですね」「興奮なりやみません」「水族館で見るより感動があってなんだか涙がでてくる」「素晴らしい」「これ海でやりたい!」など、国内外から多くの声が寄せられました。
少年の水族館さんは、Instagram(@aquarium_of_boy)の他に、YouTubeチャンネル「少年の水族館 Outdoor Aquarium」、TikTok(@boyaquaboy)、X(@syosuisui)でもアウトドアアクアリウム作りをはじめ、魚に関する動画や写真を投稿しています。
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動画提供:少年の水族館(@aquarium_of_boy)さん
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