ムドリク、ドーピング違反の疑いでFAが正式告発…FIFA規定で最大“4年間”出場停止の可能性も

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2025年06月19日 04:10  サッカーキング

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チェルシーに所属するムドリク [写真]=Getty Images
 イングランドサッカー協会(FA)は、チェルシーに所属するウクライナ代表FWミハイロ・ムドリクをドーピング規定違反の疑いで正式に告発した。18日、イギリスメディア『BBC』が伝えている。

 現在24歳のムドリクは母国ウクライナのシャフタール・ドネツクでプロデビュー。ロベルト・デ・ゼルビ監督の指揮官就任を機に頭角を表すと、2022年にはウクライナの年間最優秀選手に輝いた。2023年1月にチェルシーへと8年半契約で加入し、ここまで公式戦73試合出場で10ゴール9アシストを記録している。

 そんなムドリクは昨年11月28日に行われたUEFAカンファレンスリーグ(ECL)リーグフェーズ第4節ハイデンハイム戦の出場を最後に戦線を離脱。当初は体調不良と伝えられていたが、同年12月17日にチェルシーが声明を発表。定期的な尿検査で禁止薬物が検出されたことを明かし、本人は故意の使用を否定しているものの、現在は暫定的に出場停止処分を受けている。

 こうしたなか、FAはドーピング規定違反の疑いでムドリクを正式に告発したことを発表。「ミハイロ・ムドリク選手が、FAのアンチ・ドーピング規則第3条および第4条に基づき、禁止物質の存在および/または使用に関する違反で起訴された。本件は現在進行中のため、これ以上のコメントは差し控える」と声明で述べた。

 なお『BBC』によると、国際サッカー連盟(FIFA)のガイドラインでは故意に禁止薬物を使用したと判断された場合、最長4年間の出場停止処分が科される可能性があるという。半年以上にわたりプレーから遠ざかっているムドリクだが、今後の進展に注目が集まる。

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