公明党の両院議員総会であいさつする山口那津男元代表=20日午後、国会内 公明党の山口那津男元代表(72)は、改選を迎える7月の参院選に出馬せず、政界を引退する。斉藤鉄夫代表が20日の党会合で明らかにした。山口氏はこれまで、選挙区から立候補しない意向を示していたが、比例代表については明言していなかった。
党会合で、山口氏は自身の議員生活を振り返り「同僚に支えてもらった結果だ」と謝意を示した。
山口氏は、2009年の衆院選で太田昭宏代表(当時)が落選したことなどを受け、党代表に就任。昨年9月の交代まで、在任期間は1998年の党再結成以来最長の8期15年に及んだ。