「さよなら丸の内TOEI」『バトル・ロワイアル』藤原竜也・深作健太の登壇決定

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2025年06月21日 16:32  ORICON NEWS

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7月15日『バトル・ロワイアル』の上映にあわせ、主演の藤原竜也と脚本の深作健太が登壇 (C)2000「バトル・ロワイアル」製作委員会
 東映本社の入る東映会館の再開発に伴い、7月27日に閉館する東映最後の直営館であり、日本最後のロードサイドシアターでもある「丸の内TOEI」(東京都中央区銀座3丁目)。グランドフィナーレ向けた「さよなら丸の内TOEI」プロジェクトで、7月15日に日本映画史に残る問題作『バトル・ロワイアル』(2000年)の舞台あいさつが行われることが決定した。主演の藤原竜也と、本作を監督した故・深作欣二さんの息子で、共同作として本シリーズに深く関わってきた脚本家の深作健太の登壇が予定されている。

【画像】「さよなら 丸の内TOEI」7月上映作品一覧

 公開当時、「ねえ、友達殺したことある?」という異様で衝撃的なキャッチコピーや、中学生同士の殺し合いを描いた衝撃的な内容が社会問題化し、議論を巻き起こした作品。

 マスコミによって取り沙汰されたことで、映画はかえって世間の関心を集める結果となり、興行収入31.1億円の大ヒット作となった。海外においても高く評価され、21世紀以降の世界のポップカルチャーに文化的な影響を及ぼした。いわゆる「デスゲーム」ジャンルの草分け的な作品でもあり、以降、現在に至るまで多くのデスゲーム作品がさまざまな業界で制作されるようになったのは本作の功績とも言える。

 1999年秋に始まった大規模な生徒役オーディションを勝ち抜き、主演の座を手にした藤原は、本作で一躍注目を集めた。その演技力は高く評価され、第24回日本アカデミー賞で優秀主演男優賞と新人俳優賞のダブル受賞、第43回ブルーリボン賞では新人賞に輝いている。

 藤原の才能は、監督を務めた故・深作欣二さんからも認められており、本作だけでなく続編『バトル・ロワイアルII【鎮魂歌】』(監督:深作欣二・深作健太)でも再びタッグを組んだ。

 今回の舞台あいさつでは、令和という新たな時代を迎えた今、藤原が撮影当時を振り返りながら、深作欣二監督への熱い想いを交えた貴重なエピソードが聞けそうだ。

 「さよなら丸の内TOEI」最終月となる7月上映作品のスケジュールも発表された。2スクリーンをフル稼働して映画史に残る名作の数々を上映する。

■『バトル・ロワイアル』キャスト登壇舞台あいさつイベント概要

開催日時:7月15日 午後6時からの上映開始前
登壇者:藤原竜也、深作健太(予定)
※登壇者については予告なく変更となる場合あり
チケット発売日時:丸の内TOEI公式ウェブサイトは6月28日午後8時〜、劇場窓口では6月29日劇場開館時(※オンラインで完売した場合、窓口での販売はなし)
チケット料金:一律2000円

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