BS日テレ『おぎやはぎの愛車遍歴 NO CAR お笑いコンビ・おぎやはぎ(矢作兼・小木博明)がMCを務めるBS日テレ『おぎやはぎの愛車遍歴 NO CAR, NO LIFE!』(毎週土曜 後9:00)が、きょう21日に放送される。今回は『ランドクルーザー』の開発責任者を務めたの小鑓貞嘉氏(こやり・さだよし)を迎え、『ランドクルーザー』特集を送る。
【写真】武骨でかっこいい!最新型『ランドクルーザー70』内外装全部見せ 1985年にトヨタに入社し、約40年の開発者人生のうち30年、ランクルに携わった小鑓氏。今回番組では古代、中世、近世、近代、現代に分けてランクルの歴史を振り返る。
84年、小鑓氏が「ランクルの幹」と称する70シリーズが登場。新時代の四駆をリードすることをテーマに開発。小鑓さんとはほぼ“同期”で、思い入れの強い1台のよう。その後、24年にわたり販売された70シリーズは、ニーズの変化もあって、2004年に日本ではいったん販売を終了。しかし、小鑓氏は10年後に復活させる。「僕がいなかったらなかった」という復活劇。そこにはランクルに命を懸けた男の情熱の秘話があった。50〜60人いるという会社の役員を説得した、小鑓氏の秘策におぎやはぎは「うわぁ〜地道だ」と感嘆の声を上げる。
さらに番組には、2023年に再々販されたモデルが登場。規制にあわせてバージョンアップをはかりながら、昔のモデルを踏襲しているという同車。新旧の『70』を比較し、そのこだわりに、おぎやはぎも感心。試乗では、矢作が運転しながら「現代車だね。ちゃんと昔のものを踏襲しているのに新しい」と絶賛。「ほしくなっちゃう」と願望を述べる。
昨年まで開発責任者を務め、その座を降りた小鑓氏は、「変えずにブレずに進化していくのがランクルの世界」と話し、ランクルを次世代へ受け継ぐために、未来の開発者たちにメッセージを託す。
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