“次週予告なし”で最終回を迎える『ダウンタウンDX』最後の“奇跡”に高まる期待と懸念の声

　6月26日、ついに最終回を迎える『ダウンタウンDX』（日本テレビ系）。19日の放送回が視聴者の間で話題になっている。

「さすがに1時間だと尺が短過ぎ」

「1993年、ダウンタウンを司会としてスタートした同番組も、26日に32年の歴史に幕を閉じます。その“ラス前”のオンエアとなった19日は、今田耕司さんが代理MCとして立ち、他に出川哲朗さん、土田晃之さん、品川庄司・品川祐さん、陣内智則さんなど“常連メンバー”が出演。“デトックス祭り”と称して、世間や芸能界に言いたいことをぶちまけていました」（芸能ジャーナリスト、以下同）

　だが、肝心の松本人志は昨年1月から活動を休止。浜田雅功も今年3月に体調不良で活動一時休止を発表。現在は復帰しているものの、収録時点では休演しており、ダウンタウン不在のままの“ラス前”回となってしまった。

「そのなかで出川さんは番組のエンディングに、還暦パーティーを開いてくれた今田さんと“ケンカ”をしたのち、最後は“恒例のキス”で締めくくり。今田さんが『ゲストの皆さんもありがとうございました!　『DX』来週もありますのでぜひご覧くださ〜い!』と呼びかけ、スタジオは大拍手。『来週最終回』とテロップが出ていたのですが、次回の内容については言及されず、予告映像も一切なかったのです」

　放送後、番組の公式XではTVer配信と最終回告知のみがポストされ、やはり内容の詳細は伏せられたままだった。この状況に、ネット上ではさまざまな反応が上がっている。

《せめて最後は2人揃ってほしい…!》
《どう考えても松本の出演は無理だろ。 個人的には出演して欲しくはないかな》
《長年の冠番組が最終回総集編とかだったらかなり悲しいな》
《さすがに1時間だと尺が短過ぎ》

　と、松本出演への“悲願”と、その拒否感情が交錯。予測不能な最終回への注目が一層高まっている。

「活動を再開した浜田さんは、最低でも登場するのではという声が大きいですが、松本さんに関してはここまで沈黙を貫いているだけに、特別出演する可能性は高くありません。ただ、公式からも詳細が一切明かされていない以上、断言もできない状況です。

　わかっているのは、来週が最終回で、通常通りの1時間放送ということだけ。32年という歴史を考えると、1時間で終わってしまうのはやはり寂しいですよね」

　なお、ダウンタウンの2人によるインターネット配信サービス『ダウンタウンチャンネル（仮）』は7月1日にスタートするという声も一部ある。やはり、コンビ再始動はテレビでは不可能なのだろうか――。