去就に注目が集まっているラッシュフォード [写真]=Getty Images マンチェスター・ユナイテッドからアストン・ヴィラにレンタル移籍中のイングランド代表FWマーカス・ラッシュフォードが、スペイン代表FWラミン・ヤマルと一緒にプレーしたいと発言した。21日、イギリスメディア『スカイスポーツ』が伝えている。
現在27歳のラッシュフォードは、7歳からマンチェスター・ユナイテッドに在籍する下部組織出身選手で、2016年2月にトップチームデビューして以降、これまで同クラブ一筋でプレーしていた。しかし、アモリム監督が就任した約1カ月後にトレーニングでのパフォーマンスや日常生活での振る舞いが悪かったことなどから、突如としてベンチ外になると、そのまま構想外となった。
そして、今年2月に4000万ポンド(約79億円)と見られる買い取りオプションが付随するレンタル移籍でアストン・ヴィラに加入し、公式戦17試合出場で4ゴール6アシストを記録したが、買い取りオプションが行使される見込みは薄く、再びマンチェスター・ユナイテッドでプレーする可能性も低いため、今夏に改めて移籍することが濃厚と見られている。
現在バルセロナはアスレティック・ビルバオに所属するスペイン代表FWニコ・ウィリアムズへの関心を強めていることが報じられているものの、先日にはバルセロナのスポーツダイレクターを務めるデコ氏が、コロンビア代表FWルイス・ディアス(リヴァプール)とともに、ラッシュフォードを気に入っていると発言したことから、同選手にはバルセロナ移籍の可能性が噂されている。
そんななか、バルセロナで活躍を見せている17歳のヤマルと一緒にプレーしたいかと聞かれたラッシュフォードは「もちろんだ。誰もが最高の選手とプレーしたいと思うだろう。うまくいけばね…どうなるかは見ていこう」と共闘を望んでいること明かした。
また、ラッシュフォードは「彼が何をしているか言葉で説明するのは難しい。16歳や17歳であんなことはできるはずがないからね。こんなことは今まで見たことがないと思うよ」とヤマルを絶賛するコメントをしているが、果たして同選手とともにプレーすることはあるのだろうか。