バルサのウイング補強は最優先事項…ニコ・ウィリアムズ獲得へ、デコSD「常に念頭に置いていた」
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2025年06月22日 21:06 サッカーキング

バルサと個人合意に達したとも報じられるN・ウィリアムズ[写真]=Getty Images
バルセロナのデコSD(スポーツディレクター)が、獲得を噂されるアスレティック・ビルバオ所属のスペイン代表FWニコ・ウィリアムズについて言及した。22日、スペインメディア『ムンド・デポルティーボ』が同氏のコメントを伝えている。
バルセロナは、ニコ・ウィリアムズと2031年までの6年契約で個人合意に至ったと報じられており、現在は契約解除金5800万ユーロ(約96億円)の支払いに向けた準備を進めているという。
2023年夏にSDに就任したデコ氏は、同選手の獲得はスペイン代表FWラミン・ヤマルとの友情によるものではなく、クラブの補強戦略に基づいた判断であると強調。「彼らが友人であることは良いことだが、我々は友達のためのクラブではない。我々は勝利を目指しているんだ」と語った。
さらにデコ氏は、昨夏からニコ・ウィリアムズに注目していたことを明かし、「彼のことは以前からリストアップしていた。常に獲得の可能性を念頭に置いていた」とコメント。今夏はウイングの補強が最優先事項であるとし、「フェラン・トーレスはストライカーとしての役割を担っており、ウイングにはラミンとハフィーニャの2人しかいない。彼らを欠くと、チームのクオリティが落ちてしまう」と説明し、3人目のウイング獲得の必要性を示唆した。
今後については、「正しい手順を踏まなければならない。ニコの場合は明確で、契約条項が存在する。代理人と会って選手の希望を把握し、そこから移籍が実現するか見極めるよ」と語っている。
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