写真 フェイスパウダーをつける時に使う”パフ”。パフにとったパウダーは、目・小鼻のまわりの細かい部分にもつけやすく、さらにはしっかり密着してマット感のある肌に仕上げてくれますよね。
その一方で気になるのが、何度も使う〜洗うを繰り返すうちに劣化して、質感やメイクの仕上がりが変わってしまうことです。
そこで注目したのが、機能性の高いメイクアップツールが揃う『ROSY ROSA(ロージーローザ)』と、リーズナブルな価格が魅力の『ダイソー』のパフ。それぞれの使用感をレポートしていきます!
◆『ROSY ROSA』「フロッキーパフN」:2個入り264円
まずは、『ROSY ROSA』のプレストパウダー用パフ「フロッキーパフN」です。2個入りで、264円(税込)。
「フロッキーパフN 2P」264円/税込
大きさは直径55mm、厚さ7mmと一般的なパフと同じくらいのサイズ感。
素材にはポリウレタンフロッキーフォームが使われていて、毛足は短く軽くてソフト。そして、ベルベットのような上質な柔らかさが感じられます。
裏面にはリボンが付いていて、シンプルで使いやすい印象です。
きめ細かいパフには、パウダーのつきも抜群!
軽くもみ込んでから肌に乗せると、マットな仕上がりなんだけれどふんわりと薄づき。適度な厚さは顔のカーブに沿ってほど良くしなり、細部にもパウダーを乗せやすくて優秀です。
柔らかくて優しい、サラッとした感触も高評価!
◆『ダイソー』「メイクアップパフ」:2個入り110円
続いて、『ダイソー』のパウダー用パフ『メイクアップパフ』です。こちらは2個入りで、110円と激安です。
「メイクアップパフ(パウダー用、2個、専用ケース付)」110円/税込
大きさは直径54mm、厚さ9mm。『ROSY ROSA』のパフとほぼ同じ直径ですが、『ダイソー』のパフのほうがわずかに厚みがあります。
素材にポリウレタンやナイロン、ポリエステルが使われた毛足短めの起毛パフは、軽やかなんだけれどどこかもっちり・スベスベした印象。
こちらも裏面にはリボン付き、作りはしっかりしています。
パウダーのつきも良く、白いパフにはどこにどのくらいパウダーがついているのか分かりやすい! うっかり厚塗りになる心配も少なめ。
ナチュラルなのに、気になる部分(筆者の場合、頬の色むら)にはカバー力が感じられます。
ただ、「フロッキーパフN」と比べて「メイクアップパフ」のほうがややポッテリとした厚みがあり、頬や額など面積の広い部分には使いやすい反面、小鼻のまわりのような凹凸部分にフィットさせるのが少し難しいかもしれません。これは顔の凹凸にもよるので、あくまでも個人の感想です。
肌に吸いつくような感触は、110円というお値段以上でしょう。
◆仕上がりの差はあまり感じられない結果に
このように使用感がわずかに異なるものの、手の甲に塗り比べた写真からもわかるように仕上がりの差はほとんどありません。
また肌色の『ROSY ROSA』のほうが汚れが目立ちませんが、言い換えれば洗うタイミングを逃さないように注意が必要かも。
洗って繰り返し使っていくと、『ダイソー』のほうが先にゴワゴワしてきますが、価格の違いがあるので納得です。
全顔にムラなくパウダーをつける人は『ROSY ROSA』、額や頬などのお直しにパパッとつける人は『ダイソー』といったように、使い方で選んでもいいかもしれません。
気になった人は、店舗やネットストアをチェックしてみてくださいね。
※紹介した商品は、取材時に各店舗で販売されていたものです。店舗により価格や取扱商品は異なります。仕入れ状況によって同じ商品がない場合や、既に販売終了している可能性もあります。
<文・写真/高木沙織>
【高木沙織】
「美」と「健康」を手に入れるためのインナーケア・アウターケアとして、食と運動の両方からのアプローチを得意とする。食では、発酵食品ソムリエやスーパーフードエキスパート、雑穀マイスターなどの資格を有し、運動では、骨盤ヨガ、産前産後ヨガ、筋膜リリースヨガ、Core Power Yoga CPY®といった資格のもと執筆活動やさまざまなイベントクラスを担当。2021年からは、WEB小説の執筆も開始。Instagram:@saori_takagi