
みなさん、飲み会ではどんなメニューを注文しますか? 人数が多い飲み会では、取り分けやすいメニューが好まれる傾向にありますよね。唐揚げやお刺身などの定番に加えて、野菜をプラスするとなると、サラダを注文する方もいるのではないでしょうか。
『飲み会でシーザーサラダ頼む人が苦手。山盛りでくるし、野菜はそんなにいらない。しかも同じクオリティで家でも作れる。何よりビールに合わない。ノンアルの子が頼むなら仕方ないけど、みんなビールなのにシーザーサラダって……』こちらはママスタコミュニティに寄せられたあるママの投稿です。投稿者さんは、ビール党。シーザーサラダはビールに合わないと異議を唱えています。シーザーサラダは、居酒屋のサラダメニューの中でも定番中の定番のように感じますが、ママスタコミュニティのママたちはどうでしょうか。
シーザーサラダ、問題なし!
『野菜もほしいから頼んでくれると助かる』
『私は好き。ドレッシングがチーズ系だから飲めるよ』
『お酒を飲んでいるときって味の濃いものを食べたくなるからシーザーサラダは全然いける!』
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アンチョビやニンニク、粉チーズが使われたシーザーサラダは、サラダの中でも味が濃く、ビールやワインと合わせて楽しめるという人は少なくないのではないでしょうか。またひと口にシーザーサラダといっても、クルトンがたっぷりのっていたり、半熟卵が添えられていたりと個性も出しやすく、店側としてもメニューに取り入れたい一品なのかもしれませんね。
シーザーサラダが苦手な人も一定数いる
『お酒に合うかな? 飲まない人や野菜たべなきゃーなヘルシー志向女子のために居酒屋に存在してるのかな』
『ちょっとわかるわ。ランチとかならいいけど』
『私もお酒に合わないと思う』
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『カクテルとか可愛い系の飲み物を飲んでる女子にはいいのかもしれないけど。私は麦焼酎だから、唐揚げの横のキャベツで十分よ』一方、投稿者さん同様、シーザーサラダはお酒には合わないと話すママたちからもコメントが寄せられました。しかし単にお酒には合わないから苦手、というワケでもなさそうです。なかには「シーザーサラダには“かわいいカクテルが好きな女子っぽさ”がある」と話すママも。その“女子っぽさ”と同じカテゴリーで見られるのがイヤで苦手とする人もいるのかもしれません!?
シーザーサラダは誰が取り分ける?の攻防
『シーザーサラダを取り分けができる女性と見られたいか、逆に一切手を出さず傍観する女性でいたいか、その駆け引きになるよね』
『シーザーサラダは要らないわぁ。もちろん取り分けないでほしい』シーザーサラダが「女子っぽい」と言われるもう一つの理由が、「取り分け問題」にあるようです。たしかにサラダは、飲み会の序盤にテーブルへ運ばれてくることが多く、最初の取り分け役を誰が担うかが、場の雰囲気を左右することもあります。たとえば、トマトや豆腐などのシンプルなサラダメニューは、それぞれが自由に取ればいいため“放置しても問題ない”空気があります。しかしシーザーサラダとなると、そうもいかなと話すママたち。
著者自身も、職場の飲み会などで出されたシーザーサラダを、誰が言うともなく新人社員が引き受け、取り分けている場面を何度も見てきました。もちろん、自分自身がその取り分け役を担ったこともあります。ちなみに、シーザーサラダでよく使われるロメインレタスは横幅が広く、取り分けにくくありませんか? そこにクルトンがのっているとなれば、小さなクルトンを平等に、しかも手際よく分けなければいけません。不慣れな人にとっては、なかなかのプレッシャーですよね。もしかしたら、取り分けに関する苦い思い出がシーザーサラダと結びついてしまって苦手なママもいるかもしれませんよね。
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文・安藤永遠 編集・荻野実紀子 イラスト・Ponko