吉沢亮が「おれもうダメだ」撮影期間は「ほとんどヤツとの戦いでした」

俳優吉沢亮（31）が4日、都内で主演映画「ババンババンバンバンパイア」（浜崎慎治監督）の初日舞台あいさつに登壇した。

銭湯で働く450歳のバンパイア森蘭丸を演じている。公開を祝い、天真らんまんなピュアボーイ、立野李仁役の板垣李光人（23）らと「バババの夏、開幕！」と書かれたくす玉を割った。吉沢は「全力でコメディーした作品。皆さまに届いてうれしい」とあいさつした。

宣伝活動を通じて板垣をかわいい、かわいいと言ってきた吉沢だが、この日は板垣から「僕も撮影中、かわいいと思ったことがある」と切り出された。「虫嫌いでいらっしゃるじゃないですか。夏祭りのシーンの待機場所で、吉沢さんが『李光人、出た。おれもうダメだ』って言ってて。“ヤツ”が出たらしくて。ちょっとかわいいなと思いました」と暴露された。

吉沢が客席に「ヤツ、分かりますよね？　黒くてちっちゃいやつ」と問いかけると、観客もうなずいた。「ヤツはいろんな場所にいました。泊まったホテルにもいました。結構大変でした。ほとんどヤツとの戦いでした」と各所で格闘していたことを明かした。

今作については「笑えるシーンもアクションシーンも歌のシーンも、うるっとくるシーンもある。エンターテインメントのいろんな要素を詰め込んだジェットコースターのような作品になりました。一緒に盛り上げていけたらうれしい」と話した。