“ドトール・コメダ・タリーズ”「コーヒーフロート」飲み比べレビュー!1番満足度が高いのは…

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2025年07月07日 09:20  女子SPA!

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女子SPA!

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冷たい飲み物が美味しい季節になりましたね!今年は各地で記録的に早い梅雨明けとなり、すでに夏日のところも多いようです。コーヒー好きが嗜む夏の飲物といえば、「コーヒーフロート」!アイスコーヒーの上にアイスクリームやソフトクリームが乗った至高の飲み物です。

今回はそんなコーヒーフロートを、ドトール、コメダ珈琲、タリーズにて飲み比べしていきます。

◆コーヒーフロートの魅力とは…

「コーヒーフロート」とは、その名前の通り、コーヒーの上にアイスが浮かんでいる「float」していることが由来になっています。

ちなみに、アイスクリームにエスプレッソがかけられたアッフォガートは、イタリア語で「溺れる」という意味の「affogato」が由来です。アイスクリームがエスプレッソの中に溺れているということなのですね。

少し話がそれましたが…、コーヒーフロートの魅力は見た目や味わいなどたくさんあります。その中でも特に、“味の変化が楽しめる”ことが、大きな魅力のひとつだと思っています。

提供されたばかりの状態では、まず混ざっていない甘いアイスとキリッと冷えたアイスコーヒーが楽しめます。時間と共にアイスが溶けることで、コーヒーはミルキーな味わいに変化。アイスはコーヒーをまとった部分がコーヒー風味のシャーベット状になり、味と食感が変わっていきます。

刻一刻と変容するため、まったく飽きが来ず、夢中で食べ終わると、熱った体が爽やかにクールダウンしている…そんな素敵な夏の飲み物です。

◆ドトールはソフトクリームが少し…?

ドトールでは「コーヒーフロート」という名前はメニューにありませんが、「ドトールフロート(※)」というトッピングメニューがあり、プラス140円ですべてのドリンクにソフトクリームを乗せることができます。※「ドトールフロート」は一部の店舗にて提供。

アイスコーヒーのSサイズにドトールフロートをトッピングして注文します。

お値段は税込420円。

少しソフトクリームがコーヒーに沈んでしまったようです…。ソフトクリームをのせるのは難しいと思いますので、作ってくれる方のスキルによって出来栄えに差がありそうですね。

コーヒーの味は、アイスコーヒー向けの苦味の強いもの。フロートの甘さと混ざり合うのにちょうどいい塩梅です。ソフトクリームはやわらかいため、比較的すぐコーヒーに溶けていきます。

ソフトクリームの量は、単品の「ソフトクリーム」として提供される時の量の半分以下くらいで、あまり多くないという印象です。ソフトクリーム自体が美味しいので、もう少し乗っていたら嬉しかったかもしれません…。

しかしながら、ペロリと飲み干せておいしかったです。

【ドトールコーヒー「アイスコーヒーS」+「ドトールフロート」】

<アイスコーヒー>  <ソフトクリーム>
苦味:★★★     量 :★
酸味:★       コク:★★★
コク:★       食感:やわらかい

◆期待を裏切らないコメダ!

続いて、コメダ珈琲のコーヒーフロートをレビューしていきます。コメダでは「クリームコーヒー」という名前で提供されています。サイズは基本は1種類(たっぷりサイズなどを注文すると別ですが)なので、基本サイズを注文。

クリームコーヒーは税込680円。

大きさは圧巻で、ジョッキもソフトクリームも非常に大きい!特にソフトクリームの量が多く、さすがコメダといったところ。期待を裏切りません。

ソフトクリームでカップが覆われているので、まずはソフトクリームからいただくことに…。

ソフトクリームは甘くて濃厚。ひんやりとして王道の美味しさ。そしてアイスコーヒーを飲むと、少し苦味が効いていてスッキリ。ソフトクリームが溶けていくにつれて、コーヒーはマイルドな味わいに変化します。

コメダのアイスコーヒーはあらかじめ甘みがついているのがデフォルトですが、クリームコーヒーは別添えがオススメです。甘みなしの程よい苦味でスッキリした後味のアイスコーヒーを楽しんだあと、別添えの甘みを入れることでコクが出てリッチな味わいに変化。味の変化を存分に楽しめます。

個人的には少し多いけれど、それでも美味しかったです!運ばれてきた際の感動が大きいです。

コメダ珈琲「クリームコーヒー」

<アイスコーヒー>  <ソフトクリーム>
苦味:★★      量 :★★★
酸味:★       コク:★★★
コク:★★      食感:やわらかい

◆タリーズはバリエーションが可能

最後にタリーズのコーヒーフロートをレビューします。タリーズもまた、メニューにコーヒーフロートはありませんが、ドリンクにアイスを165円でトッピングすることができます。

お値段は税込525円。

コーヒー自体はさっぱりしていてマイルドな味わいです。アイスクリームは王道の甘さとコクが特徴。特に奇抜な点はありませんが、「シンプルイズベスト」といった満足感です。

タリーズのアイスクリームは硬めで、ソフトクリームよりも溶けるスピードが遅いため、ゆっくりと落ち着いて味わうことができます。

また、タリーズではトッピングとしてアイスを追加しているため、バニラ以外のフレーバーを選ぶことも可能。チョコレートアイスなども美味しそうですね。

さらに、コーヒーはドリップコーヒーか水出しコーヒーかを選べるので、自分好みのカスタマイズが楽しめます。好きなコーヒーフロートを追求する場合にはタリーズがおすすめです。

タリーズコーヒー「アイスコーヒーSサイズ」+「バニラアイストッピング」

<アイスコーヒー>  <バニラアイス>
苦味:★       量 :★★
酸味:★       コク:★★
コク:★       食感:硬め

◆3つの中で1番満足感が大きかったのは…

人気コーヒーチェーン店のドトール、コメダ珈琲、タリーズにて「コーヒーフロート」を堪能させていただきました。正直、美味しさに関してはどれも「すごく美味しい!」という感想です。アイスコーヒーとアイスのタッグを美味しくないと感じる方が難しいと思います…。

ですが、コーヒーフロートの価値は美味しさだけではありません。アイスコーヒーにアイスが浮いているというちょっとした贅沢感や特別感も魅力的です。

3つの中で1番のオススメは「コメダ珈琲」の「クリームコーヒー」です。写真よりも実物が盛れていると評される『逆写真詐欺』で有名なコメダですが、今回もその例に漏れず、ジョッキになみなみと盛られたアイスコーヒーと、それを覆い隠すほどの高く巻かれたソフトクリームは目の前に置かれた際に感動しました。

ぜひ、暑くなりそうなこの夏は、コーヒーフロートでクールダウンしてみてくださいね!

<文/まなたろう>

【まなたろう】
多岐にわたって興味があるアラフォーライター。コーヒーが好きでコーヒーソムリエ資格取得。海外に12年ほど住んでいたため、英語はそこそこ堪能。

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