今日7日は体温超えの暑さ続出 東海は危険な暑さに 車内温度が高い時の下げ方とは

0

2025年07月07日 12:36  日本気象協会

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

日本気象協会

写真

今日7日の東海地方は、午前中から35℃以上の猛暑日が続出しています。東海4県には、熱中症警戒アラートが発表されています。熱中所にならないよう、対策を万全になさってください。外出は出来るだけ控える、のどが渇いていなくてもこまめに水分を補給する、昼夜を問わずエアコンを使用する、などの行動を心がけましょう。

今日7日午後はさらに気温上昇 30℃を下回るのはいつ?

画像A

暑さだけでなく 今日7日午後は天気の急変にも注意

画像B

今日7日午後は、強い日差しの影響で、気温はさらに上がる見込みです。体温超えが続出し、危険な暑さとなるでしょう。
また、暑さだけでなく、天気の急変にも注意してください。気温がかなり高くなることや、地上付近に湿った空気が入る影響で、局地的に雨雲が湧きやすいでしょう。午後は、雨や雷雨となる所がある見込みです。
真っ黒な雲が近づき空が急に暗くなる・雷の音が聞こえる・急に冷たい風が吹くなどは、天気急変のサインです。発達した積乱雲が近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど、安全確保に努めてください。

名古屋で、やっと30℃を下回るのは21時頃で、暑い時間が長くなりそうです。夜間も、気温が下がりづらく、熱帯夜の所が多くなりそうです。連日の暑さで疲れを溜めないよう、十分な睡眠とバランスのよい食事を心がけ、体調管理に十分注意してください。

全国 今年の最高気温ランキング(昨日6日まで)

画像C

昨日6日までに、全国で今年一番の暑さとなっているのは、三重県桑名市の38.3℃です。4位にも、愛知県豊田市の37.9℃がランクインしています。
また、昨年は、40℃以上が全国で相次いで観測されました。その中で、最も早く40℃以上となったのは静岡市(駿河区)で、7月7日でした。
今日7日は、さらに暑さの記録が更新されるかもしれません。

この先の気温 10日(木)までは35℃以上の猛暑日が続出

画像D

明日8日から10日(木)にかけては、今日7日よりも気温が少し下がるものの、名古屋や岐阜、多治見などで、35℃以上の猛暑日となりそうです。
11日(金)以降は、日本付近に流れ込んでいる蒸し暑い空気が少し後退するでしょう。また、湿った空気や前線の影響で、強い日差しは抑えられそうです。曇りや雨の日が多くなるでしょう。一旦、35℃以上の猛暑日からは解放されますが、湿気は多く、不快な暑さは続きそうです。

車内温度が高い時の、効率的な下げ方

画像E

車内温度が55℃と高温になった駐車車両の車内温度を下げるための方法を複数試したところ、最も早く温度が下がったのは「窓を全開にして車のエアコン(オート)を外気導入、温度設定をLo(最低)にして走行し、2分後に窓を閉め、エアコンを内気循環にして3分間走行する方法」でした。この方法では5分後の車内温度が28℃になりました。

上の画像のように、窓を全開にしてエアコンを外気導入にして走り出し、車内の熱気を出したら窓を閉め、内気循環にして冷やすことが最も効率的に車内を涼しくする方法と考えられます。

    前日のランキングへ

    ニュース設定