限定公開( 1 )
吉沢亮(31)の主演映画「国宝」(李相日監督)が、6月6日の初日から6日までの公開31日間で行収入(興収)44億8322万2200円、動員319万145人を記録した。配給の東宝が7日、発表した。
6月15日までの10日間で、興収11億9000万円、動員85万人、同29日までの24日間で、興行収入(興収)32億6795万7800円、動員231万8016人を突破し、25年公開の邦画実写No.1の興行収入を記録。4週連続で金土日前週比を上回るのは、興収135億円を突破した米映画「ボヘミアン・ラプソディ」(2018年公開)に並び、東宝配給作品としては、興行収入を発表している2000年以降、史上初となる。(※興行通信社調べ。封切初日100館以上の作品)
「国宝」は作家・吉田修一氏の同名小説の映画化作品。吉沢は任侠(にんきょう)の一門に生まれながらも歌舞伎役者の家に引き取られ、芸の道に人生をささげた主人公・立花喜久雄の50年を、少年期を演じた黒川想矢(15)と演じ上げた。抗争で父を亡くした喜久雄を引き取る上方歌舞伎の名門の当主・花井半二郎を渡辺謙(65)半二郎の実の息子で、生まれながらに将来を約束された御曹司・大垣俊介を横浜流星(28)と、少年期を越山敬達(16)が演じた。
吉沢と横浜が、歌舞伎俳優の中村鴈治郎(66)に1年半にわたって歌舞伎の指導を受けたことが公開前から話題を呼んでいる。またフランス、スイス、オランダ、韓国、香港、台湾などの9の国と地域での公開が決定。今週、中国で開催される第27回上海映画祭での上映も決定している。
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