2日連続して猛暑日を観測 北海道の猛烈な暑さ続く

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2025年07月07日 15:48  日本気象協会

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日本気象協会

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今日7日は、今年道内初の猛暑日を観測した昨日6日に続いて内陸を中心に猛烈な暑さとなりました。午後3時までに道内で最も気温が上がったのは、十勝地方の帯広で36・8℃と、道内では昨日に続き2日連続で猛暑日を観測しました。猛烈な暑さは明日8日も続く恐れがあります。道内には広い範囲に食中毒警報が発表されています。食品の管理や、暑さ対策には引き続き十分な注意が必要です。

道東方面は猛烈な暑さに 2日連続の猛暑日の所も

今日7日の北海道付近は緩やかに高気圧に覆われ、朝から強い日差しが降り注ぎました。暖かい南または西よりの風が流れ込み、さらに道東方面は風が山越えとなって吹き降りる、フェーン現象も加わりました。
このため朝から気温はぐんぐん上昇し、午後3時までの最高気温は、北海道の気温のアメダス観測点174か所のうち、115か所で最高気温が30℃以上の真夏日となり、そのうち17か所で35℃以上の猛暑日となりました。

8日火曜日も猛烈な暑さ しかし週の中頃は暑さは解消

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明日8日も猛烈な暑さは続きます。明日の予想最高気温は帯広で36℃と、帯広では2日連続して35℃以上の猛暑日となる恐れがあります。ちなみに今頃の帯広の最高気温は平年で23℃くらいなので、13℃くらい高い暑さとなります。
しかしこの厳しい暑さは週の中頃にはいったん解消しそうです。9日(水)から11日(木)は、オホーツク海から張り出す高気圧に覆われます。南よりの風に代わって、冷たい海の上を渡る北または東よりの風が入るようになります。最高気温は平年並みか少し上回る程度で、11日(金)は帯広で23℃でしょう。日中の猛烈な暑さは解消し、夜の寝苦しさも一旦落ち着きそうです。

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