明日8日からは中国地方の日本海側でも夕立あり 久々の広範囲の雨は週明け14日か

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2025年07月07日 17:03  日本気象協会

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日本気象協会

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中国地方は6月27日に過去最速の梅雨明けをしてから、猛暑が続いています。これまで、夕立は、瀬戸内側が中心でしたが、明日8日(火)からは、日本海側でも夕立の所がありそうです。また、今週は広い範囲でまとまった雨は期待できず、猛暑が続く見込みです。ただ、週明けの14日(月)は中国地方の広い範囲で雨が降り、梅雨明け後、久々の雨となるでしょう。

今週は日本海側でも夕立がある 週明けは久しぶりに広範囲で雨

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中国地方は、12日(土)にかけては大体晴れるでしょう。午後の夕立は、明日8日(火)は中国地方の西部を中心に雨や雷雨になる所があり、これまで夕立がほとんどなかった日本海側でも、西部を中心に雨雲が流れ込む所があるでしょう。

また、9日(水)から12日(土)にかけても、中国山地沿いで発生した雨雲が日本海側に流される見込みです。

13日(日)は、気圧の谷や湿った空気の影響で、瀬戸内側では雲が広がり、雨の降る所があるでしょう。また、14日(月)は中国地方の広い範囲で雨が降る見込みです。梅雨明けしてから久々の雨となりそうです。

今週も危険な暑さ 熱中症に厳重警戒を

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中国地方は、今週も晴れて強い日差しが照り付けるでしょう。最高気温は35℃以上の日が多く、体温並みの暑さとなる所もある見込みです。また、夜間も気温が下がりにくく、沿岸部を中心に熱帯夜となるでしょう。

向こう一週間の熱中症情報によると、ほとんどの日が「危険」レベルとなっています。昼夜問わず、熱中症対策が必要です。喉が渇く前から水分補給を心がけましょう。入浴の前後や、起床後も、まずは水分を補給しましょう。汗を大量にかいた場合は、水分だけでなく、塩分補給も忘れないでください。

室内でも暑さを我慢せず、エアコンを使って室内の温度を適度に下げましょう。少しでも体調が悪いと感じたら、無理をしないで、自宅で静養することが必要です。高齢者や子ども、障がいのある方は、特に熱中症になりやすいので、周りの方が気を配るなど、十分ご注意ください。

熱中症の応急処置のポイント

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熱中症は、できるだけ予防したいものですが、万が一、症状が疑われる場合は、次のような応急処置が必要です。

まずは、涼しい場所へ移動しましょう。冷房の効いた部屋や、屋外では風通しのよい日陰で、できるだけ早く、体を冷やしてください。
衣服を緩めて、体から熱を逃がしましょう。体温を下げるためには、冷やした水のペットボトル、氷枕などを使って、両側の首筋や、わきの下、足の付け根を冷やすと効果的に体温を下げることができます。
水分と塩分を補給しましょう。冷たい水を、自分で持って飲んでもらうと、体にこもった熱を奪うだけでなく、水分補給もできます。また、経口補水液やスポーツドリンクを飲めば、汗で失われた塩分も適切に補えます。
ただ、吐き気を訴えたり、意識がなかったりするなど、自分で水分を摂ることができない場合は、口から水分を補給するのは禁物です。すぐに病院へ運んでください。

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