7月20日投開票の参院選に向け6日、インターネット動画共有サービスの「ニコニコ動画」が「ネット党首討論 参院選2025」を配信。各党首が「経済政策」と「安全保障」についてそれぞれの意見を述べた。
「安全保障」がテーマとなったパートでは、「防衛力は必要か」との問いに各党の党首が1人60秒ずつ回答した。
参政党の神谷宗幣代表(47)は「今、日本の国防は在日米軍なしでは考えられない状況ですので、この体制を長い時間かかったとしても見直していくということだと思います」と切り出した。
その上で「トランプ大統領は『自分の国は自分で守れ』とおっしゃるでしょうから、であれば段階的に在日米軍に引いてもらう。それから、日米地位協定を見直す。そういったことをまず話をして」といい、「日本で自衛隊を国防軍にするのか自衛軍にするのか、という形の中で軍事費を増強するならいいけれども、今の状況で軍事費だけ上げてもですね、高い武器とかミサイル買わされて終わるんじゃないかなという懸念があります」と発言。
続けて「もし予算をかけるんだったらですね、やっぱりこうデジタルの、サイバー戦争が始まってますから」といい、「デジタルの分野にお金をかけること。それからスパイ防止法もそういった点で必要でしょうし」と、デジタル分野の強化を訴えた。
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さらに「あとこれからの戦いはAIとかドローンになるでしょうから、日本のプロゲーマー集めてですね、ドローン部隊作ってですね」と、プロゲーマーにドローンを操作させるアイデアを提案。
「それでもう人を乗せずにドローンで世界一のドローン部隊で戦うとかですね、そういった新しい戦闘方法を考えて、専守防衛でやっていくような体制を、国産の武器とか兵器でちゃんと賄っていくと」といい、「そうすると投資した分がまた内需で経済回りますから、そういった形であったら軍拡もいいかもしれませんけど、今の状態ではなしだと思います」と、国産の武器や兵器の使用を提唱し、現状のままでは軍事費の拡大には反対と意見を述べていた。
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