
7月7日は七夕。そして二十四節気のひとつ「小暑」です。「暑さが本格的になる頃」という意味ですが、きょうはあまりにも暑すぎました。
【熱中症に注意 30℃以上の真夏日が続く】全国の気温予想シミュレーションをCGで確認
東京の最高気温は35.6℃と2025年初めての猛暑日となったほか、岐阜県の多治見では38.8℃まで気温が上昇。また、名古屋で37.8℃、大阪で37.6℃と、各地で体温超えの危険な暑さとなりました。猛暑日となった地点は全国207地点。猛暑日が200地点を超えたのは今年初めてのことです。
日中気温が上がった影響で、大気の状態が不安定になっています。7日は七夕。年に一度、織姫と彦星が会う夜ですが、関東甲信地方や東海地方の内陸や山沿いを中心に、急に雨雲が湧いて激しい雷雨となる可能性があります。今夜遅くにかけて天気の急変にご注意ください。
8日にかけても、日本列島は高気圧に緩やかに覆われて晴れ間がありそうですが、日中の気温上昇や暖かく湿った空気の影響などで大気の不安定な状態が続きます。
|
|
また、台風4号があすにかけて東シナ海を北上し、その後進路を西に変えて大陸に向かう見込みです。沖縄・先島諸島では、8日にかけて強風やうねりを伴った高波に注意が必要です。
8日、沖縄には朝から台風外側のまとまった雨雲がかかるでしょう。それ以外の地域でも、8日は昼前から大気の状態が不安定となりそうです。九州から東北の広い範囲で、内陸を中心に雨雲が湧いてくるでしょう。特に昼過ぎから夕方にかけては、沖縄から東北南部の広い範囲で発雷確率が高くなっていますので、急な雷雨にご注意ください。
8日の各地の予想最高気温は、
札幌 :30℃ 釧路 :25℃
青森 :32℃ 盛岡 :35℃
仙台 :32℃ 新潟 :32℃
長野 :34℃ 金沢 :32℃
名古屋:34℃ 東京 :35℃
大阪 :35℃ 岡山 :35℃
広島 :35℃ 松江 :32℃
高知 :33℃ 福岡 :34℃
鹿児島:34℃ 那覇 :32℃
となっています。
また、7日夜から8日朝にかけてもあまり気温が下がりません。広く25℃以上の熱帯夜となりそうですので、夜間の熱中症にもご注意ください。
この厳しい暑さ、関東地方では9日水曜日まで続きますが、木曜日以降は雲が広がりやすいでしょう。そのため、少し暑さはトーンダウンしそうです。とはいっても、30℃以上の真夏日は続きますので、引き続き熱中症など体調管理に注意が必要です。
|
|