（左から）上地等さん、パーソナリティの山崎怜奈、比嘉栄昇さん、島袋優さん
◆7年ぶりのアルバム『太陽』リリース！
れなち：BEGINの皆さんは今年で結成35周年！ もともと3人は幼なじみで小学校からの同級生なんですよね。
島袋：そうですね、6〜7歳のときに初めて会っていますね。
れなち：そして、7月2日（水）に7年ぶりのオリジナルアルバム『太陽』をリリースされました。今回は故郷・石垣島で制作されたということですが、比嘉さんは今も石垣島にお住まいなんですよね？
比嘉：そうです。
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上地：毎年ちょくちょく戻るんですけど、楽曲制作で帰ると（1回の滞在期間が）長いじゃないですか、もちろん行ったり来たりしながらですけど、そういう形で帰ったのは久しぶりでした。
れなち：帰省のときとは感覚が違いますよね。とはいえ、地元の空気はいかがでした？
島袋：石垣島に行かれた方がよく「パワーをもらってきた！」って言うじゃないですか、それを本当に感じたんですよね。
上地：僕もそう感じました。
島袋：ただ、このことを言うと、いつも栄昇が「は？」って言うから面白いんだけど（笑）。
比嘉：僕からしたら「（2人は石垣島に）パワーをあげるほうでしょ!? 島からもらってどうするんだ！」って思うんですけどね。
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上地：やっぱり、島でしかできない雰囲気ってあると思うんですよ。島に根付いた暮らしの曲っていうのかな、そういうのができるんじゃないかなと思いますね。
れなち：今回のアルバムに収録されている「なんくる君であれ」は、どういうふうに作られたのですか？
比嘉：歌は先人の方に教わっている感じなんだよね、自分たちで作ってる感覚はなくて。THE BOOMの「島唄」が全国に広まった当時って、三線（さんしん）が珍しい音、不思議な音に感じたと思うんだよね。でも、それが今は全国に三線教室があったりして。だから、「島唄」が沖縄・奄美の歌から日本の歌になったように“日本の島唄を作りたい”みたいな気持ちで作った歌です。
◆比嘉栄昇 歌うときは「何も考えず…」
れなち：BEGINさんの曲は、老若男女問わず多くの人の心に染み入るような温かさがありますが、歌うときは何を考えながら歌っているのですか？
比嘉：僕は、紙に書いた歌詞を置いて歌うようにしているんですよ。もちろん、全部覚えているんですけど、ある日（歌詞を見ないと）歌うときに歌詞を1回イメージしてしまうから、歌をコントロールしているような感じがして“これではいかん”と思って。そして、ふと気づいたら目を閉じて歌っている自分がいたわけ。“なにこいつ!?”って自分で思って（笑）。
島袋＆上地：ハハハハハ（笑）。
比嘉：ただ、これは他の方のことじゃなく、自分の歌い方が“そうではないな”と……。レコーディングのときって、歌詞も覚えていないし、初めて歌うから言葉だけを見ながら素直に歌うじゃないですか“常にそれをやればいいんだ”と思って。だから、どの曲でも「何も考えず、ただ字だけを読んで歌う」っていうことをずっと続けています。
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・ニューアルバム『太陽』発売中！
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＜番組概要＞
番組名：山崎怜奈の誰かに話したかったこと。
放送日時：毎週月〜木曜 13:00〜14:55
パーソナリティ：山崎怜奈
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