小川彩佳「news23」復帰　石破首相“逆ギレ”後の３日を欠席　理由は説明されず

フリーアナウンサー小川彩佳（40）が、メインキャスターを務めるTBS系報道番組「news23」（月〜木曜午後11時、金曜午後11時58分）の7日放送回で番組復帰した。

　小川は番組冒頭「こんばんは。『news23』です。今週もどうぞよろしくお願いします」と、コンビを組む藤森祥平アナウンサーと頭を下げてにこやかにあいさつ。欠席に触れることなく、東京が初の猛暑日となった七夕についての話題を切り出した。また、石破茂首相（自民党総裁）とのやりとりが話題となった中、参院選（20日）の話題について、自公の過半数獲得が微妙な序盤情勢を伝え「こうして見ると、与党にとってかなり厳しい数字ですね」と、淡々と伝えた。自民党が苦戦する選挙区の話題もVTRで報じられると「1票1票の選択がものを言うといいますか、如実に結果にかかわってきますから、投票の直前まで吟味していきたいですね」と私見を語った。

月〜木曜に出演する小川は、3日に放送された同番組を欠席した。番組冒頭で、藤森アナが「今日は小川キャスターはお休みです」と報告し、金曜のメインキャスターを務めるTBS上村彩子アナウンサーが代役で出演した。欠席の理由は、特に説明されなかった。小川は2日は通常通り番組に出演していた。

小川は、1日に放送された参院選（20日投開票）に向けた与野党8党首によるテレビ討論で、藤森アナらとともに進行役を担当。その際、テーマの1つとなったコメの適正価格をめぐり、石破首相の回答内容が多岐にわたり想定より長かったとみられることから、小川が「なるべく、簡潔にお答えいただけたらありがたいんでんすけども…」と指摘する場面があった。これに対し、石破首相は「そんな簡単な話じゃないですよ」と、腕を組みながら不機嫌そうな表情で逆ギレ気味に言い返し、小川が「分かっております」と応じる様子も放送された。

小川はこの日の討論が始まる前に「できる限り、多様なお話をおうかがいしたく思っておりますので、お答えはなるべく簡潔に、端的にお願いいたします」と、8党首に要請していた。そんな経緯もあってか、SNSでは、この時の石破首相の小川に対する対応に、批判的なコメントも相次いでいた。