画像提供:マイナビニュース東急電鉄は11日、東横線の下りで運行している有料座席指定サービス「Q SEAT」のさらなる着席ニーズに応えるため、7月22日から東横線の上りでもサービスを開始すると発表した。
東横線の「Q SEAT」は、10両編成で運行する5050系の5号車について、平日夜の帰宅ラッシュ時間帯、一部列車の座席をロングシートからクロスシートに転換し、急行として渋谷発元町・中華街行の下りでサービスを提供している。7月22日以降、東横線の上り(みなとみらい線区間も含む)においても、元町・中華街発渋谷行の一部列車で同様のサービスを開始する。
このサービスで使用する車両は、通常車両より座面の広い座席を用意しているほか、電源コンセントとカップホルダー(一部座席)も設置しており、車内Wi-Fiサービスも無料で利用可能。ゆったりと快適な時間が過ごせるという。
「Q SEAT」のサービスを開始する上り列車は、平日夕夜間の急行を対象に1日6本を運行。元町・中華街駅から横浜駅までを乗車専用区間、菊名駅から渋谷駅までを有料座席指定サービス乗車・降車可能区間とする。座席指定料金は大人・小児一律500円。「Q SEAT」の利用にあたり、座席指定券の他に定期券などの乗車券が別途必要となる。
なお、現在提供中の東横線有料座席指定サービス「Q SEAT」の下り(渋谷発元町・中華街行)と、大井町線有料座席指定サービス「Q SEAT」に変更はないとのこと。(木下健児)