『ミッション:インポッシブル』脚本家による“スパイ狩り”サスペンス『ブラックバッグ』9月26日公開

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2025年07月14日 07:16  ORICON NEWS

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映画『ブラックバッグ』(9月26日公開) (C)2025 Focus Features
 『オーシャンズ』シリーズなど数々のヒット作を手がけ、アカデミー賞監督賞受賞の実績を持つスティーヴン・ソダーバーグ監督の最新作『ブラックバッグ』が、9月26日より全国公開される(配給:パルコ ユニバーサル映画)。

【動画】映画『ブラックバッグ』予告編

 脚本は『ミッション:インポッシブル』(1996年)をはじめ、数々の大作を手がけてきたデヴィッド・コープが担当。主演には、『SHAME -シェイム-』(2011年)、『それでも夜は明ける』(13年)などで知られるマイケル・ファスベンダー。英国国家サイバーセキュリティセンター(NCSC)の冷静沈着なエリート諜報員ジョージを演じる。

 その妻キャスリンを演じるのは、アカデミー賞で2度の受賞を誇る名優ケイト・ブランシェット。作中では、愛し合う夫婦でありながら、ジョージにとって最大の容疑者でもあるという難役を務める。

 物語は、国家を揺るがす不正プログラム「セヴェルス」がNCSC内部から盗み出されるところから始まる。ジョージに課せられた極秘任務<ブラックバッグ>は、組織内に潜む裏切り者を突き止めること。容疑者は5人。その中には、同僚で友人でもある4人に加え、最も有能なNCSC諜報員でありジョージの妻でもあるキャスリンが含まれていた。

 任務のタイムリミットはわずか1週間。ジョージは、祖国への忠誠と結婚生活への信頼との間で苦悩し、究極の選択を迫られる。

 解禁された予告編は、ジョージとキャスリンの親密さと不穏さが交錯する自宅シーンから幕を開ける。「どこへ?」「ブラックバッグ(極秘任務)」という会話や、親しげなキスの裏に潜む秘密。さらに上層部からの「二重スパイを探せ」という命令、そして「容疑者は?」「あんたの妻」という緊張感あふれるせりふで胸をざわつかせる。

 複雑に仕掛けられた罠、嘘と真実の応酬、愛と裏切りの狭間で揺れる人間ドラマ。ソダーバーグ監督ならではのスタイリッシュで緊張感に満ちた映像美の中で展開される本作は、一級のミステリーサスペンス。ヒリつく心理戦とエレガントな色香に満ちた頭脳戦を制するのは誰か。『ブラックバッグ』は、観る者の推理力を試す作品となりそうだ。


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