大和太郎 次期防衛事務次官(防衛省提供) 政府は15日の閣議で、防衛省の増田和夫事務次官を退任させ、後任に大和太郎防衛政策局長を充てる人事を決めた。防衛装備庁の石川武長官も退き、後任に防衛省の青柳肇整備計画局長が就く。
防衛省防衛政策局長に萬浪学官房長、官房長に小野功雄統合幕僚監部総括官、整備計画局長に伊藤晋哉沖縄防衛局長を起用。人事教育局長に広瀬律子政策立案総括審議官、地方協力局長に森田治男地方協力局次長を充てる。
青木健至人事教育局長、田中利則地方協力局長は退職する。いずれも8月1日付で発令する。
〔事務次官〕
大和 太郎氏(やまと・たろう)慶大法卒。90年防衛庁に入り、防衛省統合幕僚監部総括官、地方協力局長を経て24年7月防衛政策局長。59歳。大阪府出身。
〔防衛装備庁長官〕
青柳 肇氏(あおやぎ・はじめ)早大法卒。89年防衛庁に入り、防衛装備庁装備政策部長、内閣審議官を経て23年7月防衛省整備計画局長。59歳。東京都出身。
〔防衛政策局長〕
萬浪 学氏(まんなみ・まなぶ)東大法卒。91年防衛庁に入り、防衛装備庁装備政策部長、内閣審議官を経て24年12月防衛省官房長。57歳。兵庫県出身。
〔官房長〕
小野 功雄氏(おの・いさお)早大政経卒。92年防衛庁に入り、防衛省沖縄防衛局長、官房審議官を経て24年7月統合幕僚監部総括官。56歳。香川県出身。
〔整備計画局長〕
伊藤 晋哉氏(いとう・しんや)早大政経卒。94年防衛庁に入り、防衛省沖縄調整官、防衛計画課長を経て23年7月沖縄防衛局長。55歳。埼玉県出身。
〔人事教育局長〕
広瀬 律子氏(ひろせ・りつこ)九大法卒。90年防衛庁に入り、防衛省人事計画・補任課長、九州防衛局長を経て24年7月政策立案総括審議官。57歳。佐賀県出身。
〔地方協力局長〕
森田 治男氏(もりた・はるお)東大経卒。90年防衛庁に入り、内閣官房内閣衛星情報センター管理部長、防衛省公文書監理官を経て24年7月地方協力局次長。57歳。東京都出身。