不具合が見つかった三菱電機の冷蔵庫「MR―MZ60M」(三菱電機提供) 三菱電機は15日までに、一部の冷蔵庫の出荷を停止したと明らかにした。ソフトウエアの設計に不具合があり、冷却能力が低下したり、樹脂が変形したりする異常が確認されたため。
3日に客からの報告で発覚し、10日に出荷を止めた。対象は2024年12月以降に製造した「MR―MZ」など6シリーズ14モデルで、容量450リットル以上の大型サイズ。
今月14日までに、客から異常について22件の報告があった。既に販売した冷蔵庫をすべて回収することはしないが、異常があれば無償で修理する。出荷再開のめどは立っていない。