

出典:セキララゼクシィ
運命の人に出会っているサインとは?運命の人が近くにいる出会いの前兆や、「相手の幸せが嬉しい」「一緒にいるだけで満たされる」など、運命の人かどうかを確かめる方法について、婚活イベントやセミナーを多数手がける婚活スペシャリストで、人間関係にも詳しい佐藤律子さんに伺いました。
運命の人と出会っているサイン10選

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運命の人に出会っているのに気付かないということもあります。ここでは、運命の相手にどんな気持ちを抱くことが多いのか、自分の気持ちが教えてくれるサインをいくつか紹介します。
素の自分を出せる
一緒にいて、無理をせず自然体でいられる相手は貴重な存在。自分をよく見せようと背伸びをしていると、どこかで疲れが出てきます。飾らず、気を張らずに素の自分を出せる相手には、自然とリラックスできて安心感も生まれます。
沈黙が気にならない
沈黙が続く場合、「何か話さなくちゃ!」と焦ったり、不安を感じたりするかもしれません。しかし、心が通い合っている相手とは、無理に会話をする必要がなく、沈黙さえも心地よく感じられます。
例えば、「ドライブ中の沈黙が気にならない」「沈黙の後、何げないひと言が自然に出てくる」といった瞬間があるなら、一緒にいるだけで落ち着く相手の証しです。
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価値観の違いを受け入れられる
自分と全く同じ価値観の人はそう多くはいないもの。たとえ意見の食い違いや違和感を抱くことがあっても、運命の相手とはフィーリングが合うため、価値観の違いを自然に受け入れることができます。
成長を心から応援できる
他人の成功や幸せを喜べず、嫉妬や不安を感じてしまうことは珍しくありません。しかし、運命の相手には、「すごいね!」「成長を近くで見ていたい」など、心から喜ぶことができます。
相手の成功を自分のことのように嬉しく思えたら、人生のパートナーとしての繋がりが生まれていると言えます。
昔から知っているような感覚がある
出会って間もないのに、なぜか懐かしく感じたり、初対面とは思えないほど安心できたりする相手はいませんか?
性格や価値観、会話のテンポが似ているなどの共通点が多いと、前から知っていたような感覚になりやすく、相性も良いでしょう。ナチュラルな自分のままで話せる相手は、運命の相手の可能性が高いです。
将来もずっと一緒にいる気がする
「きっと、これからも一緒にいるんだろうな」「この人と将来どうなるかな?」など、ふたりの未来を想像することが心地よく感じられます。
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ふとしたことでその人が思い浮かぶ
SNSで相手が好みそうな話題が出ると「教えてあげたい」と思い、おいしいものを食べたときに「一緒に食べたい」と思い出します。
何げない日常の中で、ふと相手のことが思い浮かぶのは、無意識に大切な存在と認識しているからです。
自分の内面と向き合いたくなる
相手との関わりを通じて、「もっと自分のことを知りたい」「過去のトラウマを乗り越えて心の中を整えたい」など、自分自身と向き合うようになります。
短所や弱さを責めるのではなく、「もっと良くなりたい」と前向きな気持ちが生まれるのは、相手と一緒に成長していきたいという愛情の表れです。
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「ありがとう」が自然に出てくる
例えば、重たい荷物を持ってくれたときや、体調を気づかってくれたとき、ただ話を聞いてくれたときなど、ちょっとした優しさに対して自然と「ありがとう」が言えるようになります。
また、自分も「ありがとう」とよく言われると感じるなら、深い信頼関係を築けていると言えるでしょう。
「前と変わったね」と言われる
「雰囲気が柔らかくなったね」「前より明るくなったね」など、周りから良い方向への変化を指摘されることが増えた場合、「この人の影響だ」と思い当たる人はいないでしょうか。
その相手は、内面に温かく前向きな影響を与えてくれる特別な存在と言えます。
運命の人と出会う前兆

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運命の人と出会う前に起こる変化や特徴を見ていきましょう。これから紹介する前兆が見られたら、出会いが近づいているサインかもしれません。
過去の恋愛への執着を手放せるようになる
「なぜあの人と別れたんだろう」「なぜあの恋はうまくいかなかったのか」など、何度も振り返った恋に少しずつ納得できるようになります。未練に代わり、感謝の気持ちが芽生えてくるでしょう。
過去への執着が和らぎ、未来に目を向けられるようになったら、新たなご縁を受け入れる心の準備が整ったサインです。
環境や人間関係が大きく変化する
転職や引っ越し、新しい人との出会い、付き合いのあった友人との距離感が変わるなど、ライフスタイルや人間関係に大きな変化が訪れることがあります。
環境の変化は、人生の流れが切り替わり、次のステージに進もうとする前兆であり、新しい出会いが始まるきっかけです。
一人の時間が心地よくなる
一人でいることを「孤独」ではなく、「自分と向き合う時間」と楽しめるようになります。これは精神的に自立し、自己肯定感が高まってきているからであり、誰かに依存せず、対等な関係を築く準備が整いつつあるサインです。
恋愛よりも「生き方」や「幸せ」への意識が高まる
「どんな人と付き合うか」よりも、「どんな人生を歩みたいか」「自分はどうありたいか」といった、自分自身の生き方や幸せについて考えることが増えます。
自分の内面が成熟し、価値観や願望を見つめ直すタイミングで運命の相手と出会うことが多いでしょう。
直感や気付きがさえてくる
偶然の一致が続いたり、ふとした瞬間に「これは意味があるのかも」と感じたりすることが増えます。不思議な夢を見て、その内容が心に残ることもあるかもしれません。
感受性が高まり、身の周りで起きる出来事に意味を感じ取るようになるなど、「自分の行動や選択が、なぜ今必要なのか」の理由が、すっと心に染み込んできます。
運命の人かどうかを確かめる方法・見分け方は?

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さまざまな出会いがある中で、自分にとっての運命の人は誰なのか、確かめるための方法や見分け方のポイントを紹介します。
本音を話せるか
運命の相手とは、飾らない気持ちや弱さを安心して見せられる関係性でいられます。
「嫌われたくない」と思って隠していた気持ちも「この人なら大丈夫」と思えたり、ありのままの自分を受け止めてくれる安心感があったりなど、本音を自然体で話せる相手は特別な存在になるでしょう。
一緒にいるだけで満たされるか
「会話がなくても気まずくない」「無理に予定を組まなくても、お互いに充実感がある」など、特別なことをしなくても、一緒にいるだけで安心できるかは重要です。
ふたりのリズムやペースが合っているのは、人生のパートナーとしての相性の良さの表れでもあります。
衝突しても、一緒にいたいと思えるか
どんなに相性が良い相手でも、意見の食い違いやケンカが起こることはあるでしょう。しかし、衝突しても「この人とは離れたくない」と感じるのであれば、その絆は運命かもしれません。
一時的に感情がぶつかったとしても、「この人とちゃんと分かり合いたい」「解決したい」と思えるなど、お互いを理解することにエネルギーを使える関係かが重要です。
人生観や価値観の深い部分が通じ合っているか
好きな音楽や食べ物が似ているのも楽しいことですが、もっと深い部分の価値観が合っているかを意識してみましょう。
例えば、「何を幸せと感じるか」「お金や仕事に対してどんな考えを持っているか」など、「何を大切に生きているか」という、人生の軸になる部分が似ていれば、意見の違いがあっても大きなズレにはなりにくいです。
相手の幸せを自分のことのように願えるか
「相手の成功や喜びに嫉妬するのではなく、一緒に喜べるか」を自分に問いかけてみましょう。
運命の相手には負の感情よりも、「応援したい」「幸せになってほしい」という無条件の愛情が強くなります。
未来について自然に話せるか
運命の相手とは、将来の話が自然にできます。「一軒家って憧れるよね」「将来はこういう生活がいいよね」など、違和感なく話が広がり、楽しさや安心感を抱けるのは、心の深い部分で信頼し合っているからです。
「この人となら、乗り越えていける気がする」「一緒に年を重ねていけそう」と未来をイメージできる相手は、人生のパートナーになり得る存在です。
完璧じゃなくて良いと思えるか
誰にでも苦手なことはあるでしょう。欠点を「嫌だ」と思うのではなく、「それもこの人らしさ」と受け入れ合える関係性には、愛情と信頼があります。
完璧であることを求めるのではなく、欠点ごと受け止め合える相手かを見分けましょう。
相手に合わせることが「我慢」ではなく「選択」になっているか
自分の希望とは違っても、「この人のためなら、これが良い」と素直に思えたり、我慢ではなく自分で選んでいると感じられたりと、相手に合わせることを前向きな選択として考えられているか振り返ってみましょう。
無理のない譲り合いや、思いやる気持ちのある関係は長続きします。
相手の考えを知りたいと思えるか
「なぜ自分の考えを分かってくれないの?」という気持ちよりも、「●●さんは、こういう考え方なんだな」と理解しようとする姿勢が大切です。
意見がぶつかったときに、相手の考えを知ろうと興味を持てるかが、お互いの心が近づくための土台になります。
心の平穏が増えているか
運命の相手と出会うと、不安や疑いの気持ちが薄れていき、気が付けば心が穏やかになっています。
相手と会っていないときにも、心の中に安心感や安定感が広がっているかどうかを意識してみてください。「この人と知り合ってから心が穏やかな時間が増えた」と思えるかが、運命の人を見分けるポイントです。
運命の人との出会いを引き寄せる方法

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運命の人との出会いを引き寄せるには、どうしたら良いのでしょうか。日常生活に取り入れられる行動について解説します。
人間関係への思い込みを手放す
「人はこうあるべき」「普通はこう言えば伝わるはず」など、「自分と相手は同じ考え方である」という固定観念を手放しましょう。
自分と相手は違って当たり前と考えることで、相手を一方的に責めたり、擦れ違いにがっかりしたりすることが減るはずです。考え方に余裕が生まれることで、新しい出会いやご縁が自然と増えていきます。
「理想の関係性」を言語化する
「どんな人が良いとか」よりも「どんな関係を築きたいか」を考えることが大切です。外見や年齢といった条件面だけではなく、心の交流の部分に焦点を当てることができます。
例えば、「対等に尊重し合える」「安心して何でも話せる」など、理想の関係性をノートに書き出してみましょう。人物像の理想が明確化されるだけでなく、自分も相手を大切にする言動を意識でき、同じ感覚を持つ人との出会いに繋がります。
「ありがとう」と「笑顔」を増やす
「感謝をきちんと言葉にする」ことは、信頼関係を築く上での基本。また、「笑顔で応じる」ことは、相手に心を開いていると感じられるため、良い出会いのきっかけになります。
例えば、職場でちょっとしたサポートを受けたときや、レジでお会計を済ませたときなどに、笑顔でお礼を伝えることを意識してみましょう。
自分本来の姿を表現する
自分を取り繕ったり、背伸びしすぎたりすると、心から分かり合える相手と出会うチャンスを逃してしまう恐れも。
できないことは素直に「助けてほしい」とお願いしたり、やってみたいことを自分から提案したりしましょう。頼ることやリーダーシップをとることは、自分らしさを表現する大切な手段です。
また、SNSの写真やプロフィールを必要以上に加工せず自然なものに変えるなど、ちょっとした工夫で、あなたの本来の魅力も伝わりやすくなります。ありのままの自分を認め、表に出していくことで本当に合う人が近づいてくるはずです。
一人の時間を楽しむ
一人でも幸せでいられる時間を持つことは、心の余裕を生み、同じように安定した人との出会いに繋がります。焦りや孤独から誰かを求めるのではなく、「好きな人と一緒ならもっと素敵だな」と思える状態が、運命の出会いの準備として理想的です。
朝カフェや一人旅の時間を持ったり、日々感じたことを日記にしたりして、自分と対話する時間を持つことを習慣にしてみましょう。
運命の人との出会いは、きっとくる!

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運命の人は、すでに近くにいるかもしれないし、これから現れるのかもしれません。だからこそ重要なのは、「今」の自分を大切にしながら、自然体で穏やかに日々を過ごすこと。焦らず、自分らしくいることで、いつかは一緒にいて心地よいと思える人との出会いがあるはずです。
まだ運命の人と出会えていないと感じているなら、まずは日常生活で「ありがとう」と「笑顔」を増やすなど、ほんの少し行動を前向きに変えるところから始めてみませんか。
取材・文/高坂晴奈
【監修】
佐藤律子さん
一般社団法人異性間コミュニケーション協会代表理事。
恋愛、婚活、夫婦問題、子育て、ハラスメント、マネジメント、女性活躍、LGBTQ+など人間関係についての専門協会として、認定講師100名以上が在籍する。自治体婚活イベントのカップル成立率60%以上、異性間コミュニケーション研修の受講者は延べ5万人を超える。2024年12月25日に10冊目の最新刊『みやぎの社長失敗図鑑』(あーと出版)が発売、他著書多数。テレビ番組の恋愛・結婚コーナーの監修、出演実績も豊富。
公式サイト:https://www.iseikan.jp/