関東は今日15日夜遅くにかけて急な激しい雨 滝のような雨も 道路冠水など注意

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2025年07月15日 13:48  日本気象協会

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日本気象協会

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今日15日の関東は大気の状態が非常に不安定。局地的に発達した雨雲がかかり、今夜遅くにかけては滝のような雨も。首都圏でも一気に道路が冠水するような大雨となる恐れがあり、十分な注意が必要。いったん雨がやんでも、急な激しい雨にお気をつけください。

今日15日の関東 夜遅くにかけて激しい雨 滝のような雨も

画像A

今日15日、太平洋高気圧の縁に沿って、南からかなり暖かく湿った空気が流れ込み、関東は大気の状態が非常に不安定となっています。
1時間降水量は栃木県大田原市で38.5ミリの激しい雨を観測し(午前10時52分まで)、東京都八王子市で22.0ミリのどしゃ降りの雨を観測しました(午前11時36分まで)。

関東は午後も断続的に雨が降り、局地的に発達した雨雲がかかり、今夜遅くにかけては滝のような雨の降る所もあるでしょう。首都圏でも一気に道路が冠水するような大雨となる恐れがあり、十分な注意が必要です。

いったん雨が弱まっても強雨に注意

画像B

このあと午後は、いったん雨が弱まっても強雨に注意が必要です。
雲の画像を見ると、小笠原近海で雲がまとまりつつあります。まとまった雨雲は太平洋高気圧の縁に沿って北上する見込みで、沿岸部を中心に関東に発達した雨雲がかかりやすくなるでしょう。いったん雨が弱まっても、また雨が強まる可能性があります。夜の時間帯にかけて突然の大雨にご注意ください。

16日にかけて関東で警報級の大雨か

画像C

明日16日は太平洋高気圧が日本の南に張り出す見込みです。関東は暖かく湿った空気が流れ込みやすい状態が続き、大気の非常に不安定な状態が続くでしょう。

雷を伴った非常に激しい雨や激しい雨が降り、南側の斜面を中心に雨量が増える所がありそうです。

15日6時から16日6時までに予想される24時間降水量(多い所)
関東地方北部 150ミリ
関東地方南部 150ミリ
甲信地方   150ミリ
伊豆諸島   100ミリ

その後、16日6時から17日6時までに予想される24時間降水量(多い所)
関東地方北部 120ミリ
関東地方南部 150ミリ
甲信地方 120ミリ
伊豆諸島 100ミリ

その後、17日6時から18日6時までに予想される24時間降水量(多い所)
甲信地方 100ミリ

7月1か月分の平年の降水量は、東京都心で156.2ミリ、栃木県那須高原で305.7ミリとなります。
同じような場所で雨が続くと、7月1か月分の降水量をたった1日、2日で降ってしまうような雨量になる所もありそうです。大雨災害に十分警戒し、雨が強い時間帯はできるだけ外出を控えるようにしてお過ごしください。

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