記者会見する小泉進次郎農林水産相=15日午前、東京都千代田区 小泉進次郎農林水産相は15日、随意契約の政府備蓄米の出庫ペースを加速するため、人員増強などにより出庫数量を増やした倉庫業者などに対し、国が支払う作業料金を引き上げると発表した。11日から8月10日までの作業が対象。
随意契約を交わした事業者は、8月20日までに備蓄米を引き取る必要があるが、出庫に時間を要している。6月30日時点で申し込みが確定した30万トンのうち、出庫済みは5万トンにとどまる。小泉氏は、「現行の出庫ペースを2倍以上に加速する必要がある」と強調した。