
明日17日(木)は、北海道から関東にかけてと沖縄で気圧が下降するでしょう。この先は厳しい暑さで体力も奪われそうです。体調管理には一層気をつけましょう。
札幌や仙台、東京などで気圧下降
明日17日(木)も、湿った空気や気圧の谷の影響を受け、全国的に曇りや雨で、九州から関東にかけては大雨になる所もあるでしょう。
そのため、北海道から関東は、影響度は小さいものの、気圧が下がる見込みです。那覇では影響度「中」の気圧下降となるでしょう。気圧低下に伴う頭痛、首や肩のこり、めまい、全身倦怠感、関節痛、低血圧などにご注意ください。
東海から九州にかけては、気圧は上昇するでしょう。
この先は気圧低下の日が多い
明後日18日(月)以降は、東から太平洋高気圧の勢力が強まり、気圧を大きく下げるような低気圧や気圧の谷が日本列島に近づくことが少なくなるでしょう。全国的に気圧の急激な変化が起きるような日はありませんが、北海道や東北、関東は気圧が低下する日が多くなるでしょう。東海や近畿、九州、沖縄は高気圧に広く覆われるため気圧の上昇する日が多くなりそうです。ただ、気圧の小さな変化でも症状が起きやすい方は、体調の変化にご注意ください。
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厳しい暑さ続く 体力低下で症状を引き起こすおそれ
この先の最高気温の予想を見ると、今週は全国的に30℃〜33℃ほどの所が多く、厳しい暑さとなるでしょう。来週に入ると35℃以上の所もあり、熱中症に厳重な警戒が必要です。また、日中だけでなく朝晩も気温の高い状態も続くでしょう。東日本や西日本を中心に熱帯夜の所も多く、エアコンなしでは寝苦しく、眠りも浅くなってしまいがちです。
この連日の暑さで体力が低下している方も多いと思います。さらに暑い屋外と涼しい室内で寒暖差が大きいため、体調も崩しやすい時期です。睡眠や食事のバランスを意識して、体調を整えましょう。
医学的表記監修:せたがや内科・神経内科クリニック 久手堅司先生