映画『近畿地方のある場所について』近畿プレミアに登壇した白石晃士監督 (C)ORICON NewS inc. 「映画『近畿地方のある場所について』近畿プレミア」が16日、が16日、大阪市内で開かれ、出演した俳優の菅野美穂(47)と赤楚衛二(31)、白石晃士監督(52)が登壇した。
【全身カット】お上品!ブラックジャケットで足首チラリな菅野美穂 同作はWeb小説サイト・カクヨムで反響を呼び、単行本化された背筋氏による小説が原作。菅野と赤楚をW主演に迎え、『ノロイ』『貞子VS伽椰子』『サユリ』を手掛けた白石氏が監督を務める。さらに監督の大ファンであり、著作への影響も受けているという背筋氏も自ら脚本協力として参加した。8月8日に全国ロードショー。
白石監督は菅野と赤楚をキャスティングした理由を聞かれると「好きだからです!」と単刀直入に答え、会場の笑いを誘った。そして「もうちょっと詳しく言いますと、菅野さんの明るさ、赤楚さんの愛嬌のある、母性本能をくすぐる感じ。このお二人の親しみやすさが、ホラー作品なんですけど、この作品に非常に合ってる。その魅力を発揮していただけるとうれしいなと思ってキャスティングしました」と説明した。
久しぶりのホラー作品への出演だったと言う菅野は「自分で準備していたものを提案するというよりは、監督が描いているものに寄り添う気持ち現場に通ってました」と回想。さらに「皆さんに怖がっていただくために、ドアノブに手をかける所作についても、ホラーのノブの回し方あるなと思って興味深かったです」と振り返った。
赤楚は「今まで経験したことないことをやらせていただいたので、ちょっとそこが難しかったなっていう。監督に教えてもらったりしたんですけど、監督のお芝居が上手すぎて、こういうふうにやればいいんだ!みたいに思えたのですごい助かりました」と話した。
今回のイベントは、会場が伏せられ、参加方法は、”社名が伏せられたある新聞社”による報告書に隠された謎を解き明かすこと。解読した人から抽選で選ばれた88人が会場のクリエイティブセンター大阪に集まった。