
【写真】草吉(阿部サダヲ)が再登場!
釜次の葬儀が営まれる中、6年ぶりに草吉が朝田家に姿を現す。またあんぱんが食べたいと言うのぶ(今田)たちに、草吉はパンの焼き方を忘れたと言い、大事にしていた酒種も失ったと告げる。「さて…」とまたどこかへ行こうとする草吉をのぶが引き留め、泊まっていくように説得。しかし翌朝、彼は姿を消すのだった。
一方、出社したのぶは、編集長の東海林(津田健次郎)から「お前は記者に向いちょらん」と告げられる。のぶは東海林から、取材や記事を通じて軍国教育へ加担してしまったことへの“罪滅ぼし”をしているつもりかと指摘される。
そこから数日後、のぶは朝田家に帰り、ある決意を家族に伝える。偶然やってきた嵩(北村匠海)や家族が、その決意を受け入れて励ましていると、のぶはいい香りがすることに気付く。
のぶたちが石窯へ行くと、そこには草吉の姿が。草吉は焼き上がったばかりのパンを石窯から出すと「酒種も材料も違うから味は保証できん」とキッパリ。そして「さあさあさあ! 釜じいの弔いのあんぱんだ!」と言い、代用品で作った“あんぱんもどき”を朝田家の面々に振る舞い、亡くなった釜次にも供えるのだった。
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