ルピタ・ニョンゴ、子宮筋腫を公表 10年前から闘病

0

2025年07月18日 14:10  クランクイン!

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

クランクイン!

ルピタ・ニョンゴ、子宮筋腫を公表 10年前から闘病 (C)A.M.P.A.S.
 「ブラックパンサー」シリーズや『アス』で知られ、『それでも夜は明ける』でアカデミー助演女優賞を獲得したルピタ・ニョンゴ。10年以上にわたり、密かに子宮筋腫と闘ってきたことを明らかにした。

【写真】アリアナ・グランデ&セレーナ・ゴメスら、豪華に着飾ったセレブが登場<英国アカデミー賞>

 現地時間7月15日にインスタグラムを更新したルピタは、オスカー像を手にした写真とともに、「2024年3月、私はアカデミー賞を獲得しました。その同じ年、子宮筋腫があることが発覚しました」と綴り、筋腫が30個もあると分かり除去手術を受けたものの、医師からは再発は時間の問題であると告げられたと続けた。

 50歳までに黒人女性の8割、白人女性の7割が罹患するにも関わらず、多く語られていないと指摘し、まずは身近な人に自分の経験を語ることから始めたが、多くの女性が苦しんでいると知り、意識を高めるために公表することを決意したと明かしている。

 「私達は年頃になると、月経は痛みを意味し、痛みは女性であることの一部であると教えられます」と綴る彼女は、女性の痛みを普通とすることに異議を唱え、子宮筋腫の研究拡大を求めて女性議員らと協力するほか、Foundation for Women’s Healthと共同で「FWH x ルピタ・ニョンゴ子宮筋腫研究助成金」を設立することを発表した。

 公益社団法人日本産科婦人科学会によると、子宮筋腫は、子宮にできる良性の腫瘍で、日本でも30歳以上の女性の3割前後が経験するようだ。卵巣から分泌される卵胞ホルモン(エストロゲン)の影響で大きくなり、閉経すれば小さくなる。子宮筋腫の数や大きさはさまざまで、過多月経や貧血、お腹の痛みなど、さまざまな症状を引き起こすそうだ。

 なお、ルピタの投稿に、ハル・ベリーから「シェアすべき大切な情報! ありがとう」、ケリー・ワシントンから「ブラボー、ルピタ。すごく勇敢だし美しい」と反応が寄せられており、ほかにもジェシカ・アルバやスターリング・K・ブラウン、アレクサ・チャン、エイミー・シューマー、そして大勢のファンから感謝と称賛の声が寄せられている。
    ニュース設定