エスクァイアは1933年にアメリカで創刊されたメンズメディアで、現在は全世界で20のエディションを展開。「Man at His Best」を掲げ、男性の魅力やライフスタイルについての発信を行っている。2025年には、初めてアメリカ版の記事がピューリッツァー賞特集記事部門を受賞した。
日本版のコアターゲットは35歳から45歳の新富裕層。「創造の物語をジャーナリスティックな目線で届ける」ことをテーマに、ファッション、ライフスタイル、アート、デザイン、ジャーナリズムなど多彩なコンテンツを発信している。Esquire Digitalはテクノロジーやフィットネスなど幅広いジャンルのコンテンツを扱うプラットフォームで、今年はデジタルビジネスの売上が前年から倍増するペースで急成長。特にファッション、自動車、時計の動画コンテンツが高い評価を得ているという。
近藤は明治大学法学部を卒業後、編集プロダクションや出版社でファッション誌や広告の編集に携わり、2014年に阪急コミュニケーションズ(現CEメディアハウス)に入社。2020年に「Pen」の副編集長に就任し、2021年にはオンライン編集長を兼任。同年11月からはファーストリテイリング GLOBAL CREATIVE LAB TOKYOのマネージャーとして、ユニクロのブランディングやLifeWear magazineの編集・クリエイティブディレクションを担当した。
就任にあたり近藤は、「新生エスクァイア日本版は、東京を起点に、世界中の都市生活者のライフスタイルをグローバルな視点から探求し、ファッション、アート、フード、トラベル、時計や車など多様な分野において、現代的でありながら本質を見極めた価値を提案していきます。また、『美と実用性の調和』という考え方のもと、日本独自の美しさと機能性を深く掘り下げると同時に、日本および世界に向けて、その価値を力強く発信してまいります。エスクァイアの新しい時代の幕開けにご期待ください」とコメントしている。