『JUNON』9月号に登場する香取慎吾 俳優・歌手の香取慎吾が、22日発売の雑誌『JUNON』9月号(主婦と生活社)に登場する。
【写真】オリジナル新作「レッツ・オオサカ」を披露した香取慎吾 香取は、自身の個展も開くほどの底知れぬアイデアマン。同誌では、アイデアの泉はどこから生まれてくるのか、脳内をのぞき見する。
「パリで個展をやるまでは自分の絵が好きじゃなかった」という香取。「絵に関しては、最初、小学生のころにみんなで学校の校舎を描いたときに美術の先生がすごく褒めてくれて。その絵は市のどこかに展示されたりもしたんだけど、『自信を持て』みたいなことを言われたのは覚えてる(笑)。それまで絵が苦手っていう意識もそんなになかったけど、自分は絵がうまいとも思ってないなかですごく褒められたから、『自分の絵って、いいんだ』っていう感じだった」と、そのルーツを語る。
しかし、香取は「パリで初めての個展をやる前ぐらいまでは自分の絵が好きじゃなかったと思う」という。「描くこと自体は好きだけど、描き終わるとよくないから納得いかなくて嫌いだった。でも描きたいからまた描いて。誰かに観てもらいたい思いもあったけど、いや、こんなの全然よくないし、自分すら好きじゃないのに人に観てなんてもらえないって思ってた」と振り返り、「だけど、個展をやってみたら、『自分はあの絵が好きでした』とか自分の絵に対して見た人の好みが分かれていくのが本当っぽい気がしたというか。『この絵のこういうところが好き』とか聞くと、まぁこの絵だったら俺もそこが好きだけど、だったら、これはいい絵なのかもしれないな、みたいな。だからけっこう最近まで自分の絵を全然いいと思ってなかったけど、最近はいいとか悪いという視点が出てきて。今のままだとよくないけど、もうちょっとこうしたらよくなるかもと思うようになってきた気がする」と話す。
今号は、2パターン表紙で刊行。臨増版の表紙&裏表紙はRIP SLYMEが飾る。