19日放送『ウラマヨ』より(C)カンテレ カンテレであす19日放送の『ウラマヨ!』(後1:00 ※関西ローカル)は、「ここまで進化している!冷凍食品の裏側を大公開!」と題し、業界に革命を起こしたとされる弁当用総菜の開発の裏側が明らかになる。
【番組カット】「ここまで進化している!冷凍食品の裏側を大公開!」の様子 “冷凍王子”こと西川剛史氏が今注目しているのが、味の素冷凍食品の『おべんとPON』シリーズ(1袋5個入り)。2024年の発売以降「こんな商品を待っていた!」という声が多く寄せられているという。
弁当用の冷凍食品で、とんかつや唐揚げなど全部で5種類。箸がいらないスティック状のパッケージで、弁当箱に凍ったままポンと入れるだけで、温める必要がなく、自然解凍で食べることができる。
さらに、コンパクト形状で、冷凍庫の中でかさばらず隙間に収納できる。それを実現したのが、消費者の声から生まれた新発想“トレイをなくすこと”だった。味の素冷凍食品の担当者は「開発メンバーの1人から“私、冷凍食品を買ったらすぐトレイを外してクルクル丸めて(冷凍庫に)しまっちゃうんだよね”という話がありまして、これをきっかけに“スティック型がいいんじゃないか?”“いけるんじゃないか!?”と盛り上がりました」と振り返る。
一方、コンパクトな形状にしたことによる新たな問題があった。業界のセオリーだった「トレイに入れてパッケージを大きくし、売り場の棚で商品を目立たせる」ことができず、競合商品に埋もれやすくなってしまった。この解決法も語られる。