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5月11日に90歳で亡くなったことが発表された歌舞伎俳優片岡我當さんの弟片岡仁左衛門が18日、松竹を通じてコメントを発表した。
「兄の最後の舞台は、父(13世片岡仁左衛門)の二十七回忌追善狂言(20年2月歌舞伎座『八陣守護城』佐藤正清)でした。父の最後の舞台と同じ演目です。一番印象に残っている思い出は、兄と(次兄の)秀太郎と私の3人でつとめた『若松会』ですね。プライベートでも、兄は冒険家でしたので、子供のころの楽しい思い出がたくさんあります。悲しい知らせではありましたが、長い闘病生活から解放されて、先に旅立った家族たちと、あちらで楽しく暮らしているだろうと想像しています。これまで皆さまより賜りましたご厚情に、心から感謝申し上げます」
我當さんは、13代目仁左衛門の長男。5月11日に肺炎で亡くなり、すでに密葬を執り行ったことが7月17日に発表された。
スケールの大きな舞台姿で、立役として上方歌舞伎から江戸歌舞伎まで幅広い役どころを務めた。
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