中島健人のソロライブツアー「KENTO NAKAJIMA 1st Tour 2025“N/bias”巡」が、2025年7月17日の東京・渋谷公演で最終日を迎えた。生粋のアイドル・ケンティーの真髄を見せられた本公演の様子をダイジェストでレポート。また、ファンに向けて決意と覚悟を語った最後の挨拶も全文掲載する。
客席に降りてファンサービスをしたり、ステージ上で生着替えを披露したり、とにかくファンを楽しませようとするケンティー。その思いに答えるように、ファンも大きなコールや歓声を会場いっぱいに響かせる。熱狂的でありながら、温かな一体感に包まれた、とても心地よい空間だった。
また、ソロとして初の海外公演「KENTO NAKAJIMA 1st Live 2025 in TAIPEI“N/bias”凱」が開催されることも発表され、会場からは「おめでとう!」と大きな歓声が上がる。グローバルアイドルとしての大きな一歩を踏み出したケンティー。「俺はこのU:nity(ケンティーのファンネーム)との空間、時間を世界中に自慢したいんだよ」「レベルアップして帰ってくるので待っててください」と語った。
そして最後の挨拶では、自分の夢とそれを叶える決意について力強く語った。
「今日、この素敵な最高のライブをみんなと分かち合うことができて本当にうれしいです。ありがとうございます。それにしても暑いね。みんな今日、アツくなれた? こうして今、気持ちよく、ステージの上でみんなと気持ちを1つにできてるのがすごくうれしいです。やっぱライブって楽しいね」
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「俺はね、頭の中でやりたいこと、考えてることがいっぱいあるんだけど、1つバカなこと言っていい? 俺、“すげえヤツ”になりたいのよ。具体的じゃなくて申し訳ないんだけど、稚拙な表現かもしれないんだけどさ。俺たち、“すごいヤツら”になりたくない? とにかく、すごくなりたい。みんなも周りから『本当にU:nityってすごいんだね』って思われてほしい」
「だから、いろいろな目標とか、明確な言葉で自分の道しるべだったり、決めるのがいいんだけど。その『目標』って2文字よりもさ、1文字。たった1文字の『夢』を語っていい? 俺、絶対、東京ドーム行くから! 連れて行ってくれるの? 俺がみんなのこと連れて行くって思ってたけど、みんなが俺を連れて行ってくれるの?」
「じゃあ、みんなにとっての、No.1って誰? 俺にとってのNo.1はU:nityだよ。この関係性を、もっと日本中に自慢したいと思わない? わかりやすいものってなんだろうなっていろいろ考えてた。やっぱね、ドームなんだよな。夢語りました、ドーム行きたいって言いました、みんなと行くっていう約束をした……。俺はね、ドームでみんなの『ピカレスク』の合唱を聞きたいんだよね。俺はドームで『LOVE KENTY!』を聞きたいんだよ。みんな『ピカレスク』歌いたくない? 『LOVE KENTY!』したくない? じゃあ、ドーム行こうぜ!」
「3年、いや2年ぐらいで行くよ、絶対。だからさ、俺のチームになってくれんの? 俺が、U:nityが、Nスタッフが、Nパフォーマーが、No.1だってことを証明できんの? チームになれんの? ……それが聞けてよかった」
また、グループを卒業しソロ活動をスタートさせた当時、心無い言葉が向けられたことについても、こう振り返った。
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「でもさ……、ありがとう。やっぱり去年、いろいろな言葉を受けて。スタートを切ったと同時に、悪者扱いされたりとか、悪だって言われたりもしたけど。でも、悪って言われて、『俺は悪なのか?』って思ったその瞬間に、人の深い痛みとか、悲しみとか、そういうものを改めて俺は知れた。自分がそういう心になって、知れたものもいっぱいある。でも、それはU:nityが俺と一緒に今日まで駆け抜けてくれたからだと思う。俺は正直、もう闇は晴れたと思う。だからさ、これからは、綺麗な光を一緒に見に行こう」
その後、ダブルアンコールを終えたケンティーは、「俺がお前たちの一番星になるから! お前たちも俺の一番星になれよ!」と高らかに叫び、とびきりの笑顔で去っていった。
ケンティーの強さと優しさは、夜空に輝く一番星のように、多くの人々の心を照らしてくれる。まさに、日本を代表するトップアイドルだ。いつか世界中に『LOVE KENTY!』旋風を巻き起こしてほしい!
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