
【写真】『SUPERGIRL(原題)』ティザービジュアル
本作は、ジェームズ・ガン監督が手掛けたDCユニバースの新たな幕開けとなるアクションエンターテインメント。アメコミ史上最も歴史のあるヒーロー、アメコミヒーローの原点として、これまで世界中で愛され続けてきたスーパーマンの完全新作映画だ。
7月11日に日米同時公開を迎えた本作は、7月11日〜13日の3日間で興行収入3.7億円、観客動員数22万人を突破。週末の興行収入・動員ランキングではともに洋画No.1を獲得するヒットを記録している。この成績は、2022年公開の『THE BATMAN−ザ・バットマン−』や2024年公開の『ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ』の初日3日間の興収を上回る快挙であり、新たなDCユニバースの幕開けにふさわしいスタートとなった。さらにアメリカでも、公開から3日間で興行収入1億2200万ドルを記録してオープニングNo.1に輝き、全世界累計興行収入は2億1700万ドルを突破する大ヒットとなっている。
そんな本作には、スーパーマンや宿敵のレックス・ルーサーだけでなく、ジャスティス・ギャングと呼ばれるヒーロー集団や、エンジニアやメタモルフォなどスーパーマンに立ちはだかるキャラクターたちも登場。数々の個性的なキャラクターの中でも、ひと際大きな話題を呼んでいるのは、2026年6月26日に全米公開を控えるDCユニバースの新作『SUPERGIRL(原題)』の主人公スーパーガールの登場だ。原作コミックスではスーパーマンのいとこという設定のスーパーガール、最新作で彼女を演じるのはドラマ『ハウス・オブ・ザ・ドラゴン』などで知られるオーストラリア出身の24歳の女優ミリー・オールコックだ。
先日、ジェームズ・ガン監督が自身の公式Xにて、「Look Out. 2026.」というコメントとともに1枚の画像を投稿。『スーパーマン』の希望に満ちたキャッチコピー「LOOK UP」ではなく、「LOOK OUT」という文字の横に、スーパーガールと思しきキャラクターがおなじみのSロゴのスーツの上にコートを羽織って、飲み物を持つ様子が写し出されていた。
|
|
今後のDCユニバースを支える一員となるスーパーガールの日本語吹替版キャストは、『呪術廻戦』の天内理子役や、『タコピーの原罪』の東役、『異世界スーサイド・スクワッド』のハーレイ・クイン役などで知られる永瀬アンナ。オーディションでこの役を射止めた永瀬は、本作のオファーを受けたことについて「スーパーガール役の選考だと思うと緊張しましたが、『絶対にやりたい!』と前向きな気持ちでオーディションに挑みました。合格の知らせを聞いた時は胸が高鳴りました…! 本当に嬉しかったです! スーパーガールは自由奔放で大胆。強さの中に繊細さを持つキャラクターです。私自身強く惹かれました」と、喜びとともにスーパーガールのキャラクターに自身も魅了されたことを明かした。
話題を呼んでいるサプライズキャラクターのもう1人は、ジェームズ・ガンが監督を務めた『ザ・スーサイド・スクワッド “極”悪党、集結』にも登場したピースメイカーだ。平和を愛するがゆえに、平和のためなら人を殺すことさえも厭わないヒーローらしからぬ立ち振る舞いや、差別的な発言を連発するブラックユーモア溢れるキャラクターで人気を博すピースメイカー。本作の登場シーンでは映画館が思わず笑いに包まれる一幕も。
このピースメイカーの吹替を務めるのは、『ザ・スーサイド・スクワッド“極”悪党、集結』やピースメイカー単独主人公のドラマシリーズでも吹替を担当した大塚明夫。先日、彼が主人公のドラマの続編である『ピースメイカー シーズン2』のHBO Max on U‐NEXTでの独占配信(8月22日〜)も発表。その予告映像内には、本作にも登場するグリーン・ランタンやホークガール、リック・フラッグ将軍が映し出されていたことでユニバースのつながりに注目が集まっており、本作とどのようにクロスオーバーするのかファンの期待も高まっている。
大塚は「まさか『スーパーマン』にピースメイカーが登場するとは! 私も驚きと興奮が冷めやりませんでした。平和のために戦う2人ですが、ピースメイカーはアンチヒーローの素質を強く持ったキャラクターです。スーパーマンとは違う思想を持ったヒーローの活躍にも期待してください」と語り、スーパーマンへの想いを「誰もが憧れる正義の象徴で、影響を受けた作品やキャラクターも多いと思いますし、人々が想像するヒーローの代表です。超人的な力に溺れることなく、それでいてとても人間らしいところに魅了されます」と語っている。
|
|
さらに、2人のキャラクターのサプライズ登場に加え、スーパーマンの生みの父親であるジョー=エル役として『アリー スター誕生』や『アメリカン・スナイパー』で知られるブラッドリー・クーパーが出演している。ジョー=エルは、1978年のオリジナル版『スーパーマン』で俳優マーロン・ブランドが演じた重要なキャラクターだ。
また、クーパーと同じく「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」シリーズに出演したマイケル・ルーカー、ポム・クレメンティエフ、アラン・テュディックらが“孤独の要塞”に登場するロボットたちの声を担当。テレビレポーター役には、スーパーマン俳優として未だに世界中で愛されるクリストファー・リーヴの実の息子であるウィル・リーヴがカメオ出演するなど、ファンにとってはたまらないサプライズが本作には多数散りばめられている。
映画『スーパーマン』は公開中。
※永瀬アンナ、大塚明夫のコメント全文は以下の通り。
|
|
■永瀬アンナ(スーパーガール役)
オファーを受けた時、『スーパーマン』スーパーガール役の選考だと思うと緊張しましたが、「絶対にやりたい!」と前向きな気持ちでオーディションに挑みました。合格の知らせを聞いた時は胸が高鳴りました…! 本当に嬉しかったです!
スーパーガールは自由奔放で大胆。強さの中に繊細さを持つキャラクターです。私自身強く惹かれました。
私にとってスーパーマンは「正義」と「希望」の象徴だと思っています。「スーパーマン」=「良い存在」ということが当たり前の認識だったといいますか。幼い頃、「正義のヒーロー参上!」とマントをまとって空を飛ぶマネをして遊んでいましたが、今思うとスーパーマンのかっこいい姿を思い浮かべてやっていたのかなと思います。正義感と優しさを兼ね備えたスーパーマンは、私の中でずっとヒーローです。
スーパーガールの日本語吹替版を担当させていただくこと、そしてDCユニバースに参加できること、とても光栄に思います。今後も心を込めて作品に臨み、スーパーガールの魅力を届けられるよう努めます。新たな物語に関われることが今から楽しみです!
■大塚明夫(ピースメイカー役)
まさか『スーパーマン』にピースメイカーが登場するとは! 私も驚きと興奮が冷めやりませんでした。平和のために戦う2人ですが、ピースメイカーはアンチヒーローの素質を強く持ったキャラクターです。スーパーマンとは違う思想を持ったヒーローの活躍にも期待してください。
(スーパーマンは)誰もが憧れる正義の象徴だと思います。影響を受けた作品やキャラクターも多いと思いますし、人々が想像するヒーローの代表ですよね。超人的な力に溺れることなく、それでいてとても人間らしいところに魅了されます。
シーズン1で魅せた彼のブラックでユーモアなヒーロー像を続編でもお届けできたらと思っております。なんたって『スーパーマン』の続編ですから、もし本作でピースメイカーを知ったよという方にも見ていただきたいです。スーパーマンとは違った信念を持って戦うヒーローの活躍にご期待ください!