異例の球児流調整! 広島戦(マツダスタジアム)が雨天中止となった11日、阪神は“全休”とした。藤川球児監督(45)を中心に決めたもので、藤本総合コーチは「いい雨として捉えて、明日にしっかり臨んでくれれば」と話した。
この日、室内練習場に訪れた選手は7人。先発投手陣は休日も指名練習を行っているため大竹、村上、高橋の3人が参加。加えて中継ぎの石井、椎葉、野手は原口、中川と少人数での練習となった。
もし中止とならなければ、真夏の9連戦の7試合目。藤本コーチは「選手全員には、もう明日の試合のためにしっかり準備してくれと。人それぞれ準備方法があるから、彼らはこうやって来て、明日に向けてするということ」と説明した。調整方法は選手それぞれに一任。藤川監督は自ら考えて動く選手たちを信頼しており、自主性を重んじるからこそ生まれた珍しい1日だ。
「ちょうど6連戦が終わって、いつも通りのルーティンというか。月曜日はいつも休み。そういうリズムもまたとれるかなって」と藤本コーチ。通常の6連戦なら、休日となることが多い月曜日。普段の過ごし方により近い調整は、連戦の選手たちにプラスとなりそうだ。
巨人が敗れたため、優勝マジックを28として広島2連戦へ。万全に整えて、マジック減らしだ。【磯綾乃】
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