大型補強のアトレティコが今夏10人目の補強完了! ナポリからイタリア代表FWラスパドーリを獲得

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2025年08月12日 06:02  サッカーキング

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ナポリでは3年間にわたって活躍したラスパドーリ [写真]=Getty Images
 アトレティコ・マドリードは11日、ナポリからイタリア代表FWジャコモ・ラスパドーリが完全移籍にて加入することを正式に発表した。

 クラブからの発表によると、ラスパドーリはアトレティコ・マドリードと2030年6月30日までの5年契約を締結。移籍金は公表されていないものの、スペイン『アス』など複数のメディアの情報によると、固定費2200万ユーロ(約38億円)に変動ボーナス400万ユーロ(約7億円)を加えた、最大2600万ユーロ(約45億円)が支払われるという。また、ラスパドーリの年俸は450万ユーロ(約8億円)ほどだと報じられた。

 ラスパドーリは2000年2月18日生まれの現在25歳。サッスオーロのアカデミー育ちで、2018年5月にトップチームデビューを飾ると、同クラブで頭角を現し、2022年夏にナポリへ買い取り義務付きのレンタル移籍で加入。ナポリでは加入初年度からセンターフォワード、2列目、ウイングなどさまざまな攻撃的ポジションで起用され、絶対的中心選手とは言えずとも、主力の一角として活躍。2022−23、2024−25シーズンと2度の“スクデット”獲得にも貢献しており、ナポリでは在籍した3年間で公式戦通算109試合出場18ゴール10アシスト記録した。

 また、サッスオーロ在籍時の2021年6月にはイタリア代表デビューを飾り、直後に開催されたEURO2020では優勝を経験。以降は“アズーリ”の常連としてコンスタントに招集を受けており、これまでに国際Aマッチ通算で40試合出場9ゴール6アシストをマークしている。

 2024−25シーズンのラ・リーガをバルセロナ、レアル・マドリードに次ぐ3位で終えたアトレティコ・マドリードは、今夏に大型補強を敢行。ビジャレアルからスペイン代表MFアレックス・バエナ、フェイエノールトからスロバキア代表DFダヴィド・ハンツコ、ボタフォゴからアルゼンチン代表MFティアゴ・アルマダらを完全移籍で獲得した。昨季までレンタルで在籍しており、今季より完全移籍に切り替わったアルゼンチン代表GKフアン・ムッソとフランス代表DFクレマン・ラングレも加えると、実に10人目の補強が完了。純粋な新戦力だけで見ても8名を迎え入れており、新シーズンは“2強”の牙城を崩して、5年ぶりの王座奪還にも期待が寄せられている。


【画像】アトレティコのユニフォームに袖を通したラスパドーリ


La nueva casa de Jack pic.twitter.com/JF5cZzqiSO— Atlético de Madrid (@Atleti) August 11, 2025

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