お笑いコンビ、霜降り明星の粗品(32)が12日までに自身のYouTubeチャンネルを更新。定番企画「1人賛否」内で、テレビアニメ「ダンダダン」の劇中歌「Hunting Soul」をめぐって、X JAPANのYOSHIKIが「紅」に酷似していると指摘している件について言及した。
同楽曲のリリックビデオが8日にYouTubeで公開されたところ、YOSHIKIが反応。ハイトーンボイスで歌い上げるボーカルとメロディアスなギター、そして激しいドラムが印象的なメタルサウンドに「何これ、XJAPANに聞こえない?」と言及した。「この制作チーム、事前に一言ぐらい言ってくれれば良いのに..」「最初これを知った時は、なんだか面白くて笑っていたら、弁護士達からも連絡がきた 著作権侵害の可能性があるとのことで、どうなるのだろね」ともポストし、法的トラブルに発展する可能性を示唆。そののち、態度を軟化させていった。
粗品は一連の経緯を説明。自身も音楽活動をしている立場として「僕はね、フラットにね、YOSHIKIがダサいみたいな風潮も分からないでもないよ。そう言いたくなるねんけど、間違ったことはそんな言ってない気もすんねんな、YOSHIKIさんが。普通のこと言ってるかな」と切り出した。
そして「俺はYOSHIKIをそこまで責めんといてあげたいかな。アーティストが守られる権利もあって、当然かなと思いますね。そらそうやろ。YOSHIKIが作ったからな。権利が、出版元がどうとかみたいにね。どこが実はこんぐらい、何%権利持っててみたいな。確かに音楽業界ややこしいし。アニプレ、ソニー、あるかもしれへんけど、いやYOSHIKIの耳には一言言ってもいいんちゃうか?っていう意見も分かるで」と語った。
さらに「まぁでもそれが、カバー楽曲とかじゃないアニメでのオマージュみたいなんに過剰に反応しすぎちゃうかっていう意見も分かる。でもまぁ、逆にあんま1人賛否やから言わしてもらうと、アーティストが守られる権利もあって当然やろ。YOSHIKIさんがどういう考えの方か分からんけど、やっぱり自分が産んだ作品、自分が作った作品ですから。僕はね、いくら事務所がそういう権利を持ってたとしても、俺はやっぱ作曲者ね。結構尊重されるべきやと思うねん」と持論を展開した。
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続けて「たかが作曲者なんだから権利はっていう意見もあったけど、いやいや俺は作曲者こそやっぱ曲のボスでありって思うねんな」と語った。
同企画は「最近のSNSニュース斬った」のタイトルで、粗品自身の意見ではなく、あくまで「コント」と前置きした上で最新の話題にツッコミを入れていく。
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