2025 スーパーフォーミュラ・ライツ第5大会富士 野村勇斗(HFDP WITH B-MAX RACING) 全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権第5大会は9月6日(土)、静岡県の富士スピードウェイで第13戦の決勝レースが行われた。オープニングラップから激しい展開が繰り広げられ、終盤はチャンピオン争いのふたりによる緊迫した戦いが展開された一戦は、野村勇斗(HFDP WITH B-MAX RACING)が制し8連勝を飾った。
マッソンをかわした野村と、トップの佐野の差は一時5秒以上となり、野村もその差を縮めようと5秒を切るか切らないかの差で緊迫した後半戦を戦っていたが、15周目、マスタークラス首位だった清水康弘(GNSY RACING 324)がダンロップコーナーの立ち上がりでトラブルにより車両を止めてしまった。これでセーフティカーが導入されてしまい、佐野のリードは失われてしまう。
レースは20周目に残り2周でリスタートを迎えるが、佐野はスパートをかけるもそのままフィニッシュを迎えることに。野村が優勝で連勝記録を8に伸ばすことになり、2位はマッソン、3位は古谷となった。4位は三井、佐野は5位となった。6位はザック・デビッド(B-MAX RACING 324)となった。
マスタークラスは、DRAGON(TEAM DRAGON 324)がリードするも、途中セクター3で苦しみクラスポールスタートの清水が先行。ただ清水はトラブルによりストップ、代わってトップに立った今田信宏(JMS RACING with B-MAX)が反則スタートのペナルティを受けることに。DRAGONが逆転勝利を飾った。レースを通じて5つのペナルティが出る荒れたレースとなった。
全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権第5大会富士スピードウェイ 第13戦決勝結果
Pos./No./Class/Driver/Car/Laps/Grid/Qualify 1/50//野村勇斗/HFDP WITH B-MAX RACING/21/1/1’33.082 2/36//E.マッソン/PONOS Racing TOM’S TGR-DC SFL /21/6/1’33.874 3/37//古谷悠河/Deloitte. HTP TOM’S SFL/21/5/1’33.867 4/3//三井優介/DELiGHTWORKS/21/4/1’33.441 5/35//佐野雄城/モビリティ中京 TOM’S TGR-DC SFL/21/3/1’33.290 6/51//Z.デビッド/B-MAX RACING 324/21/7/1’33.949 7/60//伊東黎明/LMcorsa OTG 320/21/10/1’34.030 8/58//K.フレデリック/Pilot ONE Racing with B-MAX/21/8/1’34.009 9/1//卜部和久/B-MAX RACING 324/21/9/1’34.017 10/30/M/DRAGON/TEAM DRAGON 324/21/12/1’35.833 11/38//小林利徠斗/モビリティ中京 TOM’S TGR-DC SFL/21/2/1’33.248 12/4/M/今田信宏/JMS RACING TEAM/21/13/1’36.020 R/8/M/清水康弘/GNSY RACING 324/14/11/1’35.273