GENERATIONS片寄涼太、宝塚宙組公演を観劇「『こんなスターデビューかよ!』とかなってない?」

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2025年09月13日 19:36  日刊スポーツ

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日刊スポーツ

「PRINCE OF LEGEND」の感想を語り合うGENERATIONS片寄涼太(右)と宝塚歌劇団宙組新トップ桜木みなと(撮影・阪口孝志)

GENERATIONS片寄涼太(31)が13日、兵庫・宝塚大劇場で、宝塚歌劇団宙組公演「PRINCE OF LEGEND」「BAYSIDE STAR」を観劇した。


4月にトップに就任した宙組新トップ桜木みなとの本拠地お披露目作となる「PRINCE−」(脚本・演出、野口幸作氏)はLDHとのコラボ作。19年にドラマ、映画が公開され、片寄が演じた大財閥の御曹司、朱雀奏(すざく・かなで)を今回、桜木が演じた。


公演後、桜木とともに取材に応じた片寄は「あそこまで笑いが起きる作品はない。涙が出るくらい笑いました。おもしろかったです」と絶賛。「自分自身が出演した作品が、このような形で宝塚の皆さまに舞台化いただき光栄に思いました。皆さんがずっとこの作品をやられてたんじゃないかと思うくらい、皆さんにぴったりの作品。いやなことが吹き飛ぶような作品で、たくさんパワーをいただきました」と振り返った。


東京宝塚劇場で「1789−バスティーユの恋人たち−」と「愛の不時着」を観たことはあるが、宝塚大劇場での観劇は初めてという。「舞台になってリアルタイムでリアクションが返ってくる感覚がうれしかったのと、ドラマでは感じられないうらやましさもありました」と語った。


印象に残ったキャラクターについては「理事長ですね」と聖ブリリアント学園理事長、実相寺光彦役の愛すみれを挙げ、「オリジナリティーある、宝塚ならではのキャラクターに仕上げていただいて、理事長をもう1回観にいきたい。また癖になる理事長を観に行きたい」。桜木から「(愛は)クセ強(の役)が上手ですね」と紹介されると、「加藤君と観たいですね」と原作で同役を演じた加藤諒と一緒に観ることを熱望した。


ラブコメディー要素が強く、多くの笑いが起きていたこともあって、「『こんなスターデビューかよ!』とかなってないですか? それがすごく心配で」と心配したが、桜木は「なってないです」と笑顔で返した。


その桜木は本拠地お披露目を終え、「ドッキドキです。本役の片寄さんに見舞ってもらって緊張がほぐれました」。初めて大羽根を背負い、大階段を下りたことには「本当に重くてですね。こんなに重いものを先輩方が背負われて、最後締めくくっていただいてたんだな、って尊敬の念が絶えないですし、私もその責任をちゃんと背負って舞台に立たないといけないなと気持ちが引き締まりました」と振り返った。


宝塚は10月26日まで、東京宝塚劇場は11月22日〜26年1月4日。

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