男子200m・鵜澤飛羽が20秒39の組3着で2大会連続の予選突破!“ナルト”ポーズに国立沸く「ほぼ泣きながら走ってました」【世界陸上】

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2025年09月17日 21:21  TBS NEWS DIG

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■東京2025世界陸上競技選手権大会(17日、国立競技場)

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男子200mの予選が行われ、鵜澤飛羽(22、JAL)が20秒39(+0.0m)の組3着で2大会連続となる準決勝進出を決めた。

3組6レーンの鵜澤が名前をコールされ、人気アニメ・「NARUTO -ナルト-」の“影分身”のポーズを決めると、国立から大歓声が沸いた。スタートから勢いよく飛び出し、コーナーでトップに躍り出た鵜澤。最後の直線も競り勝ち、組3着の着順で予選を突破した。

レース後は「ほぼ泣きながら走ってましたね。嬉しくて」と話した鵜澤。「明日(準決勝)に余力を残そうっていう形だったんでうまくいけばもうちょっとタイムが上がるはずなんですけど。周りの空気に飲み込まれずに、自分の走りができることが一番だと思う。(村竹)ラシッドさんたちがいい流れを作ってくれたんで、それは自分がつなげるかなというふうに思ってるので、最後も頑張りたいと思います」と準決勝へ向け意気込んだ。

鵜澤と同組のパリオリンピック™金メダリスト・L.テボゴ(22、ボツワナ)は、20秒18の組1着で準決勝進出。この種目で3大会連続5回目出場で1組に登場した飯塚翔太(34、ミズノ)は、20秒64(₋0.2)の組6着、この種目初出場の3組・水久保漱至(26、宮崎県スポ協)は20秒51の7着で、タイムでも拾われず、予選敗退となった。

鵜澤は5月3日に行われた静岡国際の予選で20秒13をマークし、世界陸上の参加標準記録(20秒16)を突破。さらに決勝では追い風参考も20秒05(+2.1m)で、末續慎吾の日本記録(20秒03)にあと0秒02と迫った。8月に行われたアスリート・ナイト・ゲームズでは自己ベストの20秒11を記録し、優勝した。

準決勝は18日に行われる。

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