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2025年09月27日 07:30 ねとらぼ
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本日9月27日は「世界観光の日」です。これは観光に関する国際デーであり、1979年9月にスペインで開催された第3回「世界観光機関」(WTO)の総会にて記念日が発案・決議され、翌年の1980年に制定されました。日付は、1970年のこの日にWTO憲章が採択され、世界の観光における重要な節目となったことにちなんでいます。なお、2003年にWTOは国際連合の専門機関となったため、略称も「UNWTO」に変更されました。毎年この日には、加盟各国で「世界観光の日」にちなんだイベントやキャンペーンが行われています。
そこで今回は「世界観光の日」にちなんで、「意外と知られていない穴場の観光スポットが多いと思う都道府県ランキング」を紹介します!
このランキングは、2024年10月にねとらぼにて実施したアンケートに基づくもの。日本各地には有名な観光スポットがある一方で、全国的にはまだまだ知られていないものの、足を運んでみると感動したり、誰かに話したくなったりするような穴場の観光スポットも数多く存在しています。そんな中で、60代以上の人から多くの支持を集めた都道府県はどこだったのでしょうか。ランキングを見ていきましょう!
※ランキング結果は2024年10月時点のものです。
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第5位は「島根県」でした。中国地方に位置する島根県は、縁結びの神様として全国的に有名な「大国主大神」を祭る「出雲大社」をはじめ、神話にまつわる名所の多いエリアです。
現存天守の一つで国宝にも指定されている「松江城」や世界遺産の「石見銀山」といった観光名所もバラエティに富んでおり、夕日が映える高さ約20メートルのろうそく状の岩「ローソク島」や、特色ある歴史や文化遺産を紹介する「島根県立古墳の丘古曽志公園」などの穴場スポットも点在しています。
第4位は「茨城県」でした。関東地方に位置する茨城県は、山や海、湖などの豊かな自然環境に恵まれたエリアです。鉄道網も整備されており、都心からのアクセスの良さも魅力。ネモフィラで知られる「国営ひたち海浜公園」や、日本三名園に数えられる「偕楽園」などの観光名所も豊富です。
葛飾北斎が富嶽三十六景の常州牛堀を描いたとされる「権現山公園」や、巨大な獅子頭展望台が設置されている「常陸風土記の丘」、さまざまな生き物を観察できる「かすみがうら市水族館」など、穴場スポットも点在しています。
第3位は「新潟県」でした。中部地方に位置する新潟県は、気候や地形などに恵まれた全国有数の米の産地として知られています。国内最大級の金銀山「佐渡金山」や、日本100名城の一つ「新発田城」など、歴史の感じられる観光スポットが多いほか、へぎそばや笹寿司などのご当地グルメが楽しめるところも魅力です。
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トキを間近で観察できる「トキの森公園」や、日本最初の公園の一つとされる「白山公園」、テッポウウオのえさ取り射撃ショーが楽しめる「長岡市寺泊水族博物館」など、穴場スポットもバラエティに富んでいます。
第2位は、「山形県」でした。東北地方に属し、秋田県や新潟県、福島県、宮城県と4つの県と接している山形県。米作りが盛んな庄内平野や、月山・鳥海山・蔵王山・朝日連峰など日本百名山に数えられる山々、江戸時代の俳人・松尾芭蕉の句でも有名な最上川など、各地に有名な自然が点在しています。
そんな山形県には、幻想的でレトロな雰囲気のある「銀山温泉」や、古き良き湯治場の雰囲気が今も残る「肘折温泉」など、温泉スポットが充実。また、山寺で有名な山形の中でも“裏山寺”と称される「峯の浦」エリアには、自然が作り出した蜂の巣状の岩肌が印象的な「垂水遺跡」があります。
第1位は、「福井県」でした。本州の日本海沿岸に位置し、石川県や京都府、岐阜県、滋賀県に隣接している福井県。海だけではなく、両白山地や野坂山地といった山地にも囲まれており、自然豊かな環境です。「東尋坊」や「三方五湖」「瓜割の滝」など、自然が作り出した景勝地が観光スポットとして知られています。
また、「福井県立恐竜博物館」や「越前松島水族館」「芝政ワールド」など、家族で楽しめる観光スポットも充実。さらに北陸で唯一、天守が現存している城「丸岡城」や、“天空の城”と称される「越前大野城」のほか、“日本三大木造鳥居”に数えられる朱塗りの大鳥居が美しい「氣比神宮」といった歴史ある建造物も多くあります。
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