プジョーの人気MPV『RIFTER(リフター)』のうち、3列7人乗りの“LONG GT”ベースに、オーストラリアのリゾート地“Kiama(キアマ)”から着想を得た限定色キアマブルーを採用した限定車“Kiama Blue Edition(キアマブルー・エディション)”が登場 最新のブランドロゴと3本爪のシグネチャーライトを装備した新しいフロントフェイスを採用するプジョーの人気MPV『RIFTER(リフター)』のうち、3列7人乗りの“LONG GT”ベースに、オーストラリアのリゾート地、キアマから着想を得た限定色キアマブルーを採用した限定車“Kiama Blue Edition(キアマブルー・エディション)”が登場。9月25日より販売が開始されている。
■プジョー初の新色を採用
オフロードにも対応するスタイルと走行性能を併せ持つSUVテイストのMPVとして、2020年11月にも日本市場への上陸を果たしたリフターは、姉妹モデルの『シトロエン・ベルランゴ』や『フィアット・ドブロ』らに対し、オフのテイストを打ち出した独自の存在感で高い人気を誇る。
そのため前後左右にあしらわれたクラッディング(ホイールアーチやガード類)が生み出すマッシブな造形や、SUV系モデルがもつアドバンスドグリップコントロールを装備するなど、ファミリーとは一線を画す存在感を示している。
とくに目を惹くフロントマスクでは、ライオンのロゴ周りをブラックアウトしたブロック型とし、象徴的な3本爪のデイライトもブロック形状に。シグネチャー的な造形にSUVとしての力強さを強調した存在感に加え、ヘッドライトやフォグランプを従来のハロゲンからLEDに変更したことで、夜間の視認性が格段に向上した。
一方のインテリアも、先の改良時に中央のタッチスクリーンが従来の8インチから10インチにサイズアップし、インフォテイメントシステムも刷新。これにより車両のソフトウェアアップデート(OTA/Over The Air)が可能となり、ソフトウェアをつねに最新の状態に保つことが可能に。
さらにCarPlay(Apple CarPlay)/Android Autoに対応したUSBコネクタもType-Cへと変更し、快適なドライブをアシストするとともに、メータークラスターも従来のアナログメーターからデジタルメーターに変更され、表示をドライバーの好みに設定することを可能としている。
そんな同車に設定された今回の限定モデルは、プジョー初のボディカラーとなる“キアマブルー”を採用。オーストラリア東海岸のリゾート地にインスピレーションを得たこのカラーは、穏やかな海辺の風景を思わせ、爽やかで深みのあるブルーが印象的で、魅力的なカラーを取り揃えるラインアップに新たな選択肢を加えるもの。
また、ベースがロングということもあり、標準ボディの2列5名乗車に対しホイールベースは2975mm(同+190mm)とし、3列目シートを外せば最大2693リッターもの大容量ラゲッジスペースを確保。車両重量は1700kgと+50kgの増加に抑え、日本の道路事情にもマッチする使い勝手のよいサイズをキープしている。
ステアリングヒーターを装備した、おなじみの小径ステアリングと“3D i-Cockpit”や、ミリ波レーダーの追加により停止後3秒以内の再発進が可能になったアクティブクルーズコントロール、そしてドライバー任意の位置(右寄りや左寄りなど)で車線内のポジションを維持するレーンポジショニングアシストなど先進運転支援と安全性の面でも最新の装備が備わり、格は474万500円(税込)となっている。
●プジョー公式サイト:https://www.peugeot.co.jp/range/peugeot-rifter.html
[オートスポーツweb 2025年10月03日]