
向こう一週間、北日本と東日本は天気が短い周期で変わります。明日8日から9日頃は北海道で一時的に雨が強まり、標高の高い山は雪。9日頃は、関東をはじめ、台風22号の影響を受ける地域がありそう。気温は上がったり下がったりで、連休中は広範囲で暑さが戻るでしょう。
明日8日(水)〜9日(木)頃 北海道を雨雲通過 寒気流入 標高の高い峠は雪も
明日8日(水)は、前線を伴った低気圧が日本の北を通過します。この影響で、北海道では大気の状態が不安定になるでしょう。
午前を中心に雨雲や雷雲が発達します。急に強まる雨、落雷、突風に注意が必要です。特に北部では、局地的に、道路が川のようになるほどの激しい雨が降るでしょう。沿岸では風も強まります。
日差しが届く本州でも、所々で雨が降るでしょう。
9日(木)は、北から寒気が入ります。北海道は雲が多く、ときおり冷たい雨が降るでしょう。標高の高い山や峠は雪が降りそうです。降る量は、それほど多くない見込みですが、積雪となる可能性もあります。峠越えの車は、冬の装備をしておくと良さそうです。
その一方で、本州の南には台風22号が進んでくるでしょう。
台風22号 9日(木)に伊豆諸島に接近 関東など本州太平洋側への影響も
台風22号の接近に伴い、9日(木)は伊豆諸島で大荒れとなるでしょう。厳重な警戒が必要なのは、暴風と高波です。最大風速45メートル(瞬間的には65メートル)と、一部の住家が倒壊するおそれもある猛烈な風が吹く予想で、波の高さは10メートルに達するでしょう。断続的に激しい雨が降り、大雨となりそうです。
本州の太平洋沿岸も、台風からのうねりが到達し、波が高まります。千葉県では大しけとなる海域もあるでしょう。
また、台風が予報円の最も北側を進んだ場合、関東では沿岸部を中心に雨や風が強まる所もありそうです。今後も、最新の台風情報をこまめにご確認ください。
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3連休中は広範囲で気温上昇 スポーツイベントなどは暑さ対策万全に
10日(金)は全国的に晴れるでしょう。
11日(土)から13日(月:スポーツの日)にかけての3連休は、北海道と東北で曇りや雨となるほかは、おおむね晴れる見込みです。広い範囲で気温が上がり、25℃以上の夏日の地点が増えるでしょう。福岡をはじめ、西日本は所々で30℃以上の真夏日となり、東海や関東の一部でも30℃に迫る予想です。屋外のレジャーやスポーツをする際は、暑さ対策が欠かせません。
14日は、気圧の谷が本州の南に進んできます。東海や関東など、太平洋側を中心に雨の所が増えて、本降りになることもありそうです。