「新馬戦以来の2勝目をつかむ時」 好走傾向に合致するアイルランドT出走馬とは

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2025年10月07日 20:45  netkeiba

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ボンドガール(10月2日撮影、(c)netkeiba)
 元厩務員の経歴を持つ敏腕記者・スポーツニッポン田井秀一氏が6日、netkeibaTV『前走から一変! 好調馬体チョイス』に出演。12日(日)に東京競馬場で行われるアイルランドトロフィー(3歳上牝・GII・芝1800m)出走馬の中から、馬体・状態が大きく変わってきた好走期待馬について解説した。

 田井氏は重賞初制覇を狙うボンドガール(牝4、美浦・手塚貴久厩舎)について、「ダイワメジャー産駒らしく筋肉が大きく、骨太でパワフルな見た目」「小さなボディーに大きなエンジンが積み込まれており、その最高速度は他の追随を許さない」と絶賛した。「小柄な牝馬らしからぬ大きな臀部は、キック力を司る半腱半膜様筋、大腿二頭筋ともに一級品」と発言。前身の府中牝馬Sは直近10年で馬体重460kg未満の馬は勝率12.5%、460kg以上の馬は勝率5.0%という傾向があり、前走456kgのボンドガールも「フォルムは好走傾向に合致する」とした。

 続けて、「冬毛が目立った今春とは異なり、夏に関屋記念を挟んだ今回は、透き通った光沢感ある毛づやが冴え渡っている」と解説。「これはクイーンSから使っていった昨年も同様で、春より秋のほうが写真映えするタイプなのでしょう」と述べ、「相関関係は断言できませんが、競走成績も春より秋の方がいいですから、少なくとも悪い傾向ではないと思う」と後押し。「Wコースと坂路を併用して乗り込まれ、引き締まったフォルムも好印象」とし、「いよいよ新馬戦以来の2勝目をつかむ時」と期待した。

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